家紋擬人化の家紋無双のこれから
知楽社さんから2018年7月に発売した『家紋無双』という本があります。
10名の絵師さんにイラストを描いて頂き、私自身はそれぞれのコンセプトやテキスト、紋画像の作成などを行いました。
「家紋を擬人化したいです」
という出版社からの依頼でスタートした家紋無双です。
もう気づけば1年半ほどの経ちました。
当初の計画とはかなり違ってしまっていますが、今でもちょこちょこ出てくれているようです。
さて、私と出会って、家紋無双のことを知ってくれる方も多いのですが、その多くの方のアドバイスに
「これをアニメにしたらどうですか?」
「ゲームにしましょうよ!スマホゲーでいけますって!」
のようなお声をよく頂きます。
ええ、仰りたいことは良く分かります。
そうです。元々メディアミックスを視野にいれたプロジェクトなのです。
その一つが書籍化なんですよね。
しかし現状残念ながらそこで止まっています。
私の著書ですし、もっと広がりが欲しいと当然思っています。
ですが、なかなか思うようにはいきません。
出版後は「受け身」でしかありませんでしたが、昨年家紋フェスを行い、今年もまた行う予定です。
家紋無双はそのコンテンツとしても非常に良いものであると私は思っています。
例えば今年の家紋フェスでは「家紋無双」のような家紋擬人化コンテストが出来たら良いなと考えています。
家紋フェス実行委員会でやるかやらないかの選択になってきますので、現状では何とも言えませんが。
他にやりたいこともたくさんあるのですが、それには多くの協力者がやはり必要となってきます。
わたしのやりたいだけでは出来ないのはなんとも歯がゆいものです。
そこで何となく思いついたのですが、家紋無双をテキスト化出来ないだろうかということです。
これなら私一人でも何とか出来るかも知れない。
家紋無双はあのゲーム「○○無双」シリーズを何となく意識はしてます。
ようは家紋の擬人化キャラがバトル出来る要素もあるということです。
もしどなたかが家紋無双にストーリーをつけるのであれば、そのような展開いのものが予想されます。
もちろんそれはアリだと思うし、私自身もある程度実は設定も考えています。
しかし私がそれを本当にやりたいか?と聞かれるとちょっと困ってしまうのも事実です。
では、私はどのような話を望んでいるのだろうか?
と改めて自問自答してみました。
そこで何となく頭の中に描かれてきたものというのはやはりバトルものなどではありませんでした。
そしてあくまでも「家紋無双」ありきで考えていくと・・・
という、自分の中での答えが出来はじめてきました。
まだどうなるか自分でも良く分かりませんが、実験的に書き始めています。
恐らくnoteで不定期連載していくと思いますので、その際は是非読んで頂けると幸いです。