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家紋は毛利三つ星と呼ばれる、一文字に三つ星。 他に沢潟紋や菫紋を毛利氏は使用している。 吉文字に三つ星は『見聞諸家紋』に見られる。 土師氏に繋がる、菅原氏、大江氏などは星系(梅、梅鉢紋含む)の使用が目立つ。
真田信繁の家紋。 右下は割州浜という洲浜の変形だけど、信繁は多分使ってない。 真田氏の家紋は海野氏の家紋をそのまま使用している。
徳川家康の家紋は言わずと知れた「葵紋」。 三つ葵、徳川葵とも呼ばれるが、何れも通称。 本来は「葵巴」と呼ばれていたようだ。 葵紋はもちろん賀茂社由来。
豊臣秀吉の家紋は「桐」。 桐紋を使用する度にデザインを変えていた。 そのためかなり多くのデザインが存在し、その数は40をこえるという。 結果、通称として「太閤桐」と呼ばれるようになった。
織田信長の家紋は七つといわれる。 祇園社シンボルの「五瓜に唐花(木瓜)」「永楽銭」「五三桐」「丸に二つ引」「十六葉表菊」「無文字」「蝶(本当に揚羽蝶なのか怪しい)」。
石田三成の家紋(定紋)は「九曜(くよう)。 有名な「大一大万大吉(だいいちだいまんだいきち)」は家紋ではなく、旗印に用いられたもの。(ただし、裃にも用いられた肖像画が残っているため、家紋としても使われた可能性はある) この他、藤紋、「下り藤に石文字」も。(三成が使ったかどうかは不明。使って無さそうです)。 この他、「丸に三つ星(まるにみつぼし)」も使ったようだ。(下記画像にはいれていない)。