【ごきげん人研究】013 型にはめすぎ
『すいか』というドラマ見てます。片桐はいりの刑事と、小林聡美の信用金庫OLのやりとりが面白い。
三谷幸喜作品だからまー面白いね。
信用金庫OLが、私変われるでしょうか、と聞く。
片桐はいりが、聞く。
あなた、豆腐屋と比べたら信用金庫は上なの?下なの?
エロ漫画家(ともさかりえ)なら、上なの、下なの?
(刑事なので)公務員はどうよ?
自分を『信用金庫』で型にはめてんだよね。クソ真面目、面白いことなにもない、変なことしちゃダメ。
唯一の友達の馬場ちゃん(小泉今日子)が3億横領して逃げる。それをある意味羨ましいと思ったり。
自分の判断で、やっぱ差別的なことしてるんだと思う。
型を外すと、楽しいのよ。
型に嵌めようとする人は、きっと苦しいはず。
それは他人をコントロールしたいという欲望の、裏側。
結局、他人と比べてなにをやりたいか、ではなくて、自分が心の底からなにしたいか、なんだよね。
そしたら豆腐屋でもいいし、エロ漫画家でもいいし、刑事さんでもいいのよ。
他人はまず思い通りに動きません。人間は、コントロールには、反発する生き物です。
もちろん、自分にも色々足りないことはありますよ。
でもここで自分を見限ったらまずいことしかうかばないからね。
#脳活#ごきげん人研究#デビ愛染