今どきStartupに転職した元SIerおじさんの感想
こんばんは。manebi開発クラ部の中の人、お馴染みのマネージャJですです!
今回も期待を裏切らず、ガチのエンジニアリングとは違った話をさせて頂こうと思います!
※なんで急に丁寧な書き方か?と言われたら、、、この記事を皮切りに、このテーマでMagazineにしたいから!みんなに続いてほしいから!という下心があってのことである!
このブログでは何食わぬ顔で投稿していますが、実は筆者、manebiに去年の2月にジョインさせて頂いているある意味、新参者なのです。
1年間、社内の人たち、そして同じ部門で働いているEngineerの皆さんに支えられて、まだ生きているのです。
前職(SIer)から脱し、いざStartupへ
manebiに来る前は?というと、最初のキャリアこそ商社の情シスだったけど、その後の十数年はSIerという業界に身をおいていました。
そのSIer業界にいた人間がなぜ、manebiにジョインしたのか。
よく言う多重下請け構造が嫌だの話もある意味共感しますが、筆者個人的には、どうせシステムを作るならば、
「自分たちの手で自分たちシステムを作って、世の中に届けたい」
という思いが一番でした。
きっとエンジニアのみなさんなら理解頂けるのではないでしょうか。
人(お客様)のシステムを作り続けて、十数年、
自分も自分たちのシステムを作り上げたいな~と思ったわけです。
しかも筆者は割りとお硬いシステム(そしてお客様)が多く、メガバンクを転々としながら、システムを作り続けていた時期もあれば、官公庁のシステムを手掛けていた時期もありました。
どうせなら自分たちのシステムを作りたい。そして、組織が大きすぎて身動きが取れない(変えたくても変えられない)状態は望ましくない。という2つの思いが合わさったんだと思います。
そこで、縁あってmanebiにジョインしたというわけです。
お硬いSI業界からの転職でギャップがいっぱい!?
当たり前かもですが、十数年ぶりの転職で場所も仕事内容も一緒に働く仲間も変わるとそれなりにインパクトがあるもので、ギャップがいっぱいでした。今ではだいぶ慣れてしまっている自分がいますが、改めて書き下ろしてみます。
テレワークが当たり前
それ、当たり前だろう!と思う方も多いかもですが、筆者が身をおいていたSIerの更に金融部門となるとそう簡単なものではなく、お客様に合わせる形だったので、週2回程度は出社する必要があったり、さらに多くなるケースもありました。
作業はリモート、レビューや議論は対面という切り分けも途中生まれたりしていましたね。
しかし、manebiに来てみると、テレワークが当たり前で、言うまでもないですが、リモートでも仕事はきちんと進んでました。
Google Work Spaceをはじめ、チャットのSlack、打合せのMeetとZoomとSlack、受付のRECEPTIONIST、オンラインホワイトボードのMiro、労務・勤怠・給与管理のジョブカン、各種SaaS型開発ツールなどなど、
ありとあらゆるツールでカバーして業務を回していました。
エンジニアとして一つまた驚いたのは10周年を迎える会社なのに、オンプレミスのシステムがゼロだったことでした。
業務用ツールはSaaS、システム基盤はIaaS・PaaSと全てをクラウドにしていて、物理的なハードは一切ないという。すごく合理的だと思いました。
そうです。リモートでも「仕事は回る」なのです。
ワーケーションもあり!
manebiでは、自分らしく輝く、自分らしく働くことも大切にしていて、テレワークを超えて、ワーケーションも普通に認めています。
この後、記事として続くであろうPMのTさんも毎年、愛車のバイクを連れて、北海道の帯広で仕事をしてもらっていますし、
ベトナムのメンバはベトナムに帰って数ヶ月勤務してもらっていたりします。
筆者もその内、母国で仕事してみたいものです!
しかも、キャンプ好きな人はキャンプ場で仕事しているという噂も流れますし、プライベートで海外に飛行機で移動中に改修している人までいます。
もはやテレワークの概念を超えて、スパイ映画のワンシーンのようなことが違和感もなく日常に溶け込んでいます。
さすがにここまで来たら筆者もびっくりでした。斬新!と思いつつも、ぶっちゃけ、ネットと電源さえ確保できれば、どこでも良いのだったと再認識させられました。
自分たちの有りたい姿や文化、ルールは自分たちで作る!
自分たちでこうなったら良いよね~こうありたいよね~があれば、自分たちで議論して、まずやってみるか!でチャレンジします。
うまくいかなかったり、ハマらなかったら、また変えればいいよね。という軽いノリで!
これまでいたような業界、組織では、なかなか難しかったですが、決まりが少ないだけに、自分たちで決められ、試せるという点はすごく大きいです。
大事にしたい思いを決め、有りたい姿をえがいて、さらにはキャリアパスや評価制度まで自分たちで作ってしまうという。
きっとほかでは出来ない経験なのではないかと思います。
開発手法も適材適所!
開発手法に関しても、これが良い!これにしなければならない!という決まりもなく、ウォーターフォールやらスクラムやら、テスト駆動やらいろんな開発手法を並べて、そのプロジェクトの性質にあった開発手法を選んでチャレンジすれば良い。という考え方です。
もちろん、合わなかったら、また変えれば良い。考え方は同じかも知れないですね。
スピード感がすごい!
前にいた業界や組織と比べてはならん。ってことはわかりきっていますが、それにしても自分たちで決めて進められるというスピード感はすごいです。
わかりやすく、前職でも経験のあるお題でいうと、
MFA(Multi-Factor Authentication)をサービスに導入したい。
といった場合、
前職では、期間にして1年、金額にして2億ぐらいでした。
manebiでは、期間にして1ヶ月、金額は内部のエンジニア工数ぐらいですね。
MFA導入しようよ。と言ってから1週間後には、製品選定が終わって、その後の1週間で実装して、開発・STG・本番とリリースをかけていく。
このスピード感は素晴らしいと思いました。
確かに、Startupなのに、前職のような期間と金額だとやっていけないですよね。
もちろん、優秀なエンジニアがいてこそ、なし得る話なので、手を動かしてくれているエンジニアのみんなに感謝です。
まだまだギャップ萌えしたものはいっぱいありますが、今回はこの辺にしておきます。
今回は、manebiで働くエンジニアとして、そして、お硬いSIer業界から転職してきた身として書いてみました。
この記事を皮切りに、エビデンスとして、様々な情報が発信できればいいなと思っておりますので、他の記事も是非お読みください。
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