何が正解なんだ…
週が明け月曜日となった
今日は朝が一段と寒く感じる…朝ご飯中も何か上から
羽織っておきたいほど…まずそもそも温かいお布団から出たくない
冬にある恒例の事だ 学校日とは分かっている
しかし外はとてつもなくに寒い…そんな中、睡眠中に自分の体で
温まったお布団が最高な物…ここから出たくないなぁと思っていると
起きるべき時間から30分遅れていた
そんなこんなで身支度を済ませ鞄を背負い家のドアを開ける
開けるとともに寒い冷気が顔に当たる…寒い…
そんな冷気に当たりながら自転車を漕いで学校へ行く
ここ最近は早めに出ているので学校に到着するのも以前より
10~15分早めに着くようになってきた
1時間目は選択授業で次回の発表へ向けてパワポで
スライドを作成する時間だった
今回のお題は「日本にある世界遺産」だ
当初は知床を調べようとしたが先客が居た為、急遽変更して
古都京都の文化財に登録されている清水寺を調べた
清水寺…人生で一度は生きたいと思っている場所だ
特に秋の時期になると本殿と周りに植えられた約1000本の
ヤマモミジとの絶景が見れる
赤やオレンジ・黄に色反られる中に立てられてる和の本殿
いつか見てみたいものだ
そのような事を考えながら1時間目が終わりその後も何も無く終わっていく
昼飯の時間、右隣ら辺の男女が楽しく話していた 勿論その中に彼女も居る
だけどあの輪の中に自分が入るのは到底程遠い世界だ
あの件の事…言っておきたいのにタイミングが無い…踏み込めない
そうモジモジして時間は過ぎて行く
しかし、そのタイミングは帰りの駐輪場で訪れた
自転車を持ち出ようとしたところ彼女が友達と別れこちらに歩いてくる
「もうここで行くしかない!」そう思い前へ歩き出した
だけど…こういういざという時に弱いのが自分…未だに直らないこの癖が
足を引っ張り絶好のチャンスを逃した…
そして何も話さず互いにすれ違って帰っていく
変える方向さえ違うから学校の駐輪場を出たらもうそこでお別れだ
帰りながらあの時、神様がくれたのではないかという最高のタイミングを
活かす事が出来ず帰っていく自分に腹が立った
俺は一体何をやっているんのだろう…
家へ着き鞄を下ろす 「ハァ…今日もこのまま終了か…情けね…」
心の奥底では一刻でも早く彼女にLINEに気付いてほしいと思っている
思ってはいるのに…どうしても行動に出そうとするとあと一歩が踏めない
ここさえ踏めれば気付いてもらえる最後のフィニッシュラインを通れない
今月中に気付いてもらえれるのかなこれ…