創業6周年を迎える前に、これまでのことをゆるっと振り返ってみた社会人1年目編(1話/4話)
こんにちは。海パン社長です。
このマガジンはジェイエルネスのリアルな日常をお見せする裏番組みたいなもので、見る人が見たら「そんなこと言っていいの?」みたいな内容を嬉々として発信していく露出狂日記だと思ってください。
さて、実は5月2日はジェイエルネスの創業記念日でして、2022年5月2日をもって6周年を迎えます。創業時はデトックス・オブ・ライフ合同会社というなんとも宗教じみた社名でした。
今回の連載日記は、会社としての歩みというよりは、どちらかというと樗澤個人の振り返りを中心にお話させてもらおうと思っています。
というのも、最近は経営者として大きな壁にぶち当たっていて、自分ってそもそもどういう人間だったっけ?みたいなことを丁寧に振り返る必要を感じています。
自分でノートにまとめればいいじゃないか、というご意見はごもっともなのですが、公開することで自分に嘘ごまかしなく振り返ることができますし、逃げ道も絶てるみたいなこともあると思うので、物好きな方はどうかお付き合いください。
▼それでは、どうぞ▼
遡ること2015年5月12日。国内大手広告代理店に新卒入社した僕は、あろうことか入社早々に有給を取れるだけとってハワイへ飛び立ちました。目的は他でもないホノルルトライアスロンに出場するため。
人生初のトライアスロンに出場しエネルギーに満ち溢れ、人生初のサーフィンを経験し真っ赤に日焼けした新入社員が長期休暇の後に出社してきたわけですから、当然先輩方の目は穏やかじゃありません。
(今思えばイタい奴だな…と思われていたかもしれません)
広告代理店に入社した理由は、''いろんな業種業態に関わることができるから''でした。学生起業を通して自分の力の限界を感じていて、世の中のお金の流れや色んなビジネスモデルに触れたいと思っていました。
実際に入社してみると本当に色んな事業者の方と関わらせて頂くことができて、何より企画営業の準備の一環で特定の業界や企業について深く研究したりするのが非常に楽しかったです。
僕が一番好きだったのは、先輩たちが過去に提案してきた企画書の棚を漁って永遠にそのプレゼンを想像しながら、自分ならこう提案するな、とかやっている時間でした。
これくらいの時に、中長期的な戦略立案みたいなものに興味を持ち始めた気がします。それと同時にある一つの違和感を覚えるようになりました。
それは、今だからこそ言語化できることですが広告業界が抱えている矛盾ともいえるものなのかもしれません。
当時、著名なクリエイターさんなどが登壇し〜〜の広告について掘り下げる、みたいな勉強会によく参加していたのですが、扱われる広告の多くが公共性の高い案件が多くメッセージ性の強い「エモ広告」が賞をとることが多かったんです。
ただ、実際の現場で求められるクライアント企業からのお声は「販売数の目標」や「入場者数」など具体的なKPIの達成について求められることが多いわけです。
しかしながら、いわゆるマス広告などを活用する際、企画全体の達成値を正確にクライアント企業様に示すことができない場合が多いんです。
じゃあいい広告ってなんなの?
当時の僕はこんな感じで、自分が社会に提供できるバリューについて疑問を持ち始めていました。
色々と考えた結果、僕なりに出した答えが、
というものでした。この答えを出した時から、徐々に広告代理店業から心が離れていってしまったことを覚えています。
理由はシンプルで、大きく分けて2つです。
そんなこんなで、ビジネスモデル自体の納得感や将来性に疑問を持ってしまった末に、2015年10月末に退社をすることとなりました。
この時、若干24歳の少年はフィットネス業界に身を置くことはおろか、後に自分が起業家人生を歩むことになるなんて、知る由もありませんでした。
<次回予告>
振り返りブログはかなり長編になってしまいそうなので、読みやすいように4話に分割させてもらうことにしました。
今回はたった6ヶ月の会社員編ということでサクッとになりましたが、
次回は、いよいよ起業編です。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました!
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