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毒親育ちと抜毛症
✤こちらは2018年5月17日に公開したブログ記事(再編)のアーカイブです。
私はふさぎ込んだり、追い込んで集中しなくてはならなくなると、髪やまつげを抜いてしまう癖があります。
この癖はたしか11才くらいから。なぜ覚えているかというと、中学受験のために塾に通わせられ始めたからです。
この頃はいじめにも遭っていました。
最初は髪の毛だけで、いつからかまつ毛も対象になっていました。
これが抜毛症と知ったのは、20代になってからでした。それまで親に見つかって、気持ち悪がられたりからかわれたり、嫌味も言われて、妙な癖を持つ自分が悪いのだと責めたことが何度もありました。
この症状、20代に入りネットで偶然知って、はじめてストレスが原因だったと知りました。
特に学校、塾、いじめや家庭(母親)の影響により思春期に始まる子供は多いそう。
自分で髪の毛を抜いてしまう抜毛症の多くは、思春期に発症します。原因はなんらかのストレスで、日本で過去11年間の抜毛症を調べた研究によると学校に起因するものと家庭に起因するものがそれぞれ半数と報告されています。(中略)学校に関連するストレスは、友人や教師との関係、いじめ、塾に行きたくないなどが考えられます。一方、家庭によるストレスがある子どもには、父親が多忙でほとんど家におらず、教育熱心な母親と過ごす時間が長い、という共通のパターンがあります。
- 毎日新聞 医療プレミア「思春期の抜毛症 親が原因のことも」
世界仰天ニュースでも、母親の影響により抜毛症となった女性の例が取り上げられています。
鳥がストレスで羽を抜いてしまう行動がありますが、それに似ています。一種のライトな自傷行為なのでしょう。
私個人の話に戻れば、今は髪の毛の方は治まりつつあってほとんどないのですが、まつ毛はいまだに抑えることが出来ないことが多いです。
先々週も、それでまつ毛をごっそり抜く結果になってしまい、いよいよまずいなと思って調べるに至りました。
薬があればいいなと思ったのですが、残念ながらそういうものはなく、ストレスの根絶が一番のようです。
もし親とのトラブルが絶えず髪やまつ毛を抜く癖がある方は、心療内科やカウンセリングに行き、心が楽になる方法を見つけてみてください。
Photo by Patrick Brinksma on Unsplash