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よりみちのはじめてのkindle出版体験記
絵本作家のよりみちです。
今回は
昨年12月に
よりみちの初のリリースしたkindle出版の裏側を
お話していきたいと思います。
こんな人におすすめ
絵が好きな人
絵本作家になりたい人
これからKindle出版に挑戦したい方
kindle出版とは?
Amazonが提供するサービス「Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)」を利用して、誰でも簡単に電子書籍を出版し、販売できるサービスのことです。
よりみちの始動
2023年3月、私は「よりみち」という活動を始めました。
私は独特な絵画の世界観を
多くの人々に知ってもらいたいと思い
絵本という形での発表を検討していました。
しかし、最初のイベント開催の準備に追われ
その絵本の計画は
一旦保留になってしまいました。
再び動き出した絵本制作計画
2024年
東京・高円寺
開催するアート展「みちトーキョー」の企画を進める中で
チームメンバーと「絵本を作ろう」という話になりました。
これまでのイベント開催経験から余裕が生まれ
再び絵本制作に力を入れることができるようになったのです。
その際、私たちは
「2024年中に絵本を出版する」
という目標を掲げました。
しかし、絵本の制作を進める中で
同時にやらなければならないことがたくさん出てきました。
目標は掲げたものの
達成できない人もいることを知り
SNSで安易に
目標を公言することに対して
不安を感じました。
仲間との絆が叶えた出版
2024年の年末。
その年の年末は
私自身が
予想以上に忙しく
このままでは
目標達成が危ぶまれる状況に。
共同作者のプカプカさんからの叱咤激励がなければ
完成まで
たどり着けなかったかもしれません。
改めて
仲間の大切さを
実感しました。
こうして完成したのが絵本「よるのさんぽみち」です。
「よるのさんぽみち」は
「ねむれないよる、きみはなにする?」
夜更かししていた少年が期せずして飛び込んだのは、不思議で広大な夜の世界。
月明かりに照らされた草原、森で繰り広げられる音楽会。そして、ひそんでいた謎の存在「ニョロリ」。
少年は心強い相棒、愛犬ウイリーとともに、冒険の中で大切な何かを見つけていきます。
それは「安心感」や「信頼」、そして「つながり」
「ひとりではない」という気持ちを実感し、心が温かく満たされていくのです。
月の導き、風のささやき、そして仲間たちとの絆が織りなすファンタジー。勇気を試される一瞬、手を差し伸べる友情、心がふわりと揺れる物語の最後には、思わず温かい気持ちがこみ上げてくるでしょう。
夜の魔法を感じたいあなたへ
この物語が、きっと眠れない夜のおともになるはずです。
実際にkindle出版してわかったKindle出版の実態
Kindleの予約販売とは?
Kindleの予約販売とは、本が正式に発売される前に、読者が事前に購入を申し込むことができるシステムのことです。まるで新商品の発売前に予約をするようなものです。
イメージとしては、新しい小説が12月に発売されることが決まっているとします。
10月からその本の予約を開始し、読者は事前に購入することができます。
発売日になると、予約した読者のKindleに自動的に本が配信されます。
なぜ予約販売をするの?
著者や出版社にとってのメリット発売前のプロモーション: 発売前から本の存在を知ってもらうことで、読者の期待を高めることができます。
販売数の予測: 予約の状況を見ることで、初版の部数を調整したり、追加印刷の準備を進めたりすることができます。
ランキングへの貢献: 発売日に多くの購入が集中するため、ランキングの上位に食い込む可能性が高まります。
読者にとってのメリット発売日を待つ楽しみ: 待ち焦がれていた本を確実に手に入れることができます。
限定特典: 一部の著者や出版社では、予約購入者限定の特典を用意している場合もあります。
予約販売の設定方法(簡単に)KDPアカウントにログイン: Amazonの著者セントラルにアクセスし、自分のアカウントでログインします。
本の詳細設定: 予約販売したい本の詳細ページを開きます。
出版予定日の設定: カレンダーから、本の発売日を指定します。
予約注文の有効化: 予約注文を受け付けるオプションにチェックを入れ、必要な情報を入力します。
保存: 設定内容を保存します。
予約販売の注意点原稿提出期限: 予約販売開始後、数日前に最終的な原稿を提出する必要があります。
配信開始時間: 通常、発売日の0:00に予約した読者のKindleに本が配信されます。
キャンセル: 読者は、発売日までに予約をキャンセルすることができます。
Kindle出版とLINEスタンプと違い
LINEスタンプの場合
申請
↓
審査
↓
通過のお知らせ
↓
販売スタートは自分で決めることができる
Kindle出版の場合
申請
↓
審査
↓
通過のお知らせと販売開始
と申請者自身が自分で
販売開始を決めることができない。
※初めてKindleのため、間違った情報の場合は指摘してもらえると嬉しいです。
予想外の事態のスタート
Kindleの審査完了と販売開始の知らせが来た!
その知らせに
LINEスタンプと同じで
審査後に
宣伝バナーを作成するつもりでいた私は
慌てました。
すでに購入している人もいる。
直後にスペースがあるということで
その日に発売告知スタートした。
初日こそ、50部売れたが
本来なら
Xにて、よりみちと文章を書いたプカプカさん2人での販売開始の
スペースをする事もなく
ズルズルとスタートしました。
今振り返ると必要なことは?
1.本来すると良いこと
①
告知スペース計画のスケジュール表を決める。
②
共同で販売キックオフスペース
③
コラボスペースを
それぞれ、交流でつながった方たちと実施する。
2.事前にて予約販売的なものを行う。
予約販売に合わせて特典を
それぞれ作ること
例
夢の叶い方の方法ロードマップ
作者2人だけの限定公開動画
など、購入者の特典となるモノをつける。
3.ペーパーバックを準備できなかった
ペーパーバックとは?
Kindleペーパーバックとは、Amazonのセルフ出版サービス「Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)」を利用して、紙の書籍を出版できるサービスです。従来の出版社を通さずに、個人が自分の書いた小説や絵本などを手軽に出版することができます。簡単に言うとKindle本を紙の本として買うことができるシステム。
年末という慌ただしさの中
別データを作らないといけないということで
後からにしょうと思った。
しかし、私の作品は
ライフハックや小説ではなく
絵がメインとなる絵本です。
当然、ユーザーは
絵本を紙でほしいというユーザー真理を
わかっていませんでした。
本来するべき行動は
時間がなければ
ペーパーバックの外注に出すべき
その分、時間が浮いて
他の作業時間に充てることができる。
巻き返しのよりみちが始まる
ことごとく、キックオフを失敗したと思えるよりみち。
だが、これで終わらないのがよりみち。
よりみちが行ったこと?
リアルで人に会いにいく
忘年会の季節
いろんな人がいろいろ忘年会を開催している。
そこに行って
自分の絵本を知ってもらう。
日頃から交流のある人たちから
初見の人まで。
これこそ、ホントのX運用です。
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結果は?
163部数
12/19 8 まるさんとのスペース
12/20. 50 正式リリース日
12/21. 18
12/22 11
12/23 10
12/24. 10
12/25. 5
12/26 17
12/27 4
12/28. 5
12/29. 14 わだてるこさんとのコラボスペース
12/30 4
12/31 7 カウントダウンスペース
合計163部数までいくことができました。
改めて思うことは?
初めての事柄には目標がつけにくい。
その時、大切なことは
リサーチすること。
誰が、初版でどれくらい
部数を伸ばしたか?
その時、どう行動したのか?
これらを書き出すと
自分がとれくらいの仮部数の目標を立てることができる。
今回はしていませんでした。
また、情報収集不足して
出版代行者がいることも薄っすらしかわかっていませんでした。
しかし
それでも
163部という数字は
2023年3月のよりみち活動の結果だと思っています。
そのため
最後に
1.リサーチすること
2.行動すること
以上は、2024年12月のKindle出版の体験記です。
よりみちの夢
発達障害のよりみちがつくる絵の学校~絵の学校設立へのチャレンジ~
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