勇者のくせになまいきだ。
このタイトルは私が考えたのはなく、本当のゲームタイトルです。
「勇者のくせになまいきだ」略して「ゆうなま」と知っている人は呼んでいるのでこの記事でも「ゆうなま」で統一させてください。
wikiを確認したら、このゲームのジャンルが「ダンジョン・マネージメント」というとても変わったジャンルで、プレイしたことある人は「なるほど!」知らない人は「なんじゃそりゃ!」というなんとも伝わりづらいこのゲームですが、この作品は2007年にPSP(プレイステーション・ポータブル)で発売されそこから携帯用アプリやVRなど
なんだかんだファンの皆さんが居るおかげで、作品が作られてきました。
(作品の方向性は今回は触れませんがね!)
今回は私が特に遊んだ「勇者のくせになまいきだ:3D」を書かせてください
お願いします。
因みに「3D」ってありますがスリーディーの意味じゃないよ!(笑)
どんなゲーム?
とりあえず、勇者をぶっ飛ばすゲームですね。
ただ、決して、魔王を操作して、グランバニア城を滅ぼそうとしたり、
そんな残酷ことをすると本物の勇者に伝説を作られてしまうので、魔王が直々に手を下すことはありません。というか、このゲームの魔王ほど他力本願な魔王は存在しないでしょう。
じゃあ、具体的になにするんだ??
プレイヤーは魔王をサポートする役目を担うので、魔王をアシスタントしますが、やることはツルハシで地下を掘ります。
ひたすら、掘ります。
大事なことなので2回言いました。特に説明することもありません。
ひたすら掘ってると勇者が勝手に入ってくるのでそれを返り討ちにします。
私達は地下を破壊しまくる、破壊神となり、つるはしを使ってダンジョンを作成して、勇者を討ち取り、魔王を助けます。
魔王はひきこもっているだけで、ユーモアセンスある台詞を言ってくるだけです。
そして、ダンジョンを作成していく工程で魔物が生まれてくるので
その魔物達を活用して勇者を倒していきます。
この魔物達がまた愛おしいんですわ...
勇者は魔物達を躊躇なく殺戮してくるので、私も勇者に対して全力の殺意を込めてプレイしますが、私も魔王も直接的に勇者を攻撃できないので、魔物だよりになります。(生まれてきてごめんなさい)
ですが、魔物にも直接指示を出すことはできないので、魔物が攻撃しやすい
ダンジョンを作ることが最も重要で、プレイヤーはひたすら穴掘ることだけを考えていきます。
以上です。
「えっ?それだけ」と思った方、本当にそれだけです。掘るだけです。
あえて言うなら、掘りながら観察することですね。
観察を怠るとこのゲームはクリアできません。
観察するのは、基本的には魔物だったり勇者だったりですが
(暇があったら魔王を見てます。私は)
簡単な観察ポイントを書いていきます。
観察:魔物編
基本的なポイントは下記三つです。
・魔物の生態系があり食物連鎖がある
・魔物固有の行動パターンがある
・特定の条件でないと生まれない強力な魔物がいる
なので、1種類の魔物だけ増やすとその魔物が捕食する魔物が居なくなり
餓死してしまいます。そうすると、魔物はストレスが増え、突然変異します。突然変異すると魔物は基本的に強くなりますが、場合によっては弱くなるかもしれないので、破壊神の腕次第ですね。
あとは、魔物には行動パターンがあるので、行動を理解するとダンジョンを作るうえで大きなアドバンテージになります。その他にも特定の条件が無いと生まれない魔物もいますが、生み出すことができれば勇者側には脅威的な存在になることでしょう。
堀パワーという掘る為に使うエネルギーを魔物に与えると魔物を強化できますが、ダンジョンを掘れなくなると本末転倒なのでご利用は計画的に
観察:勇者編
こちらも基本的なポイントは下記三つです。
・勇者によって攻撃方法が違う
・魔法も勇者によって様々でウザい
・勇者が複数人で来る時がある
勇者が来るタイミングは変わらないので、ゲームオーバーになっても異世界転生の如くこちらも「Re:ゼロから始まる地下穴掘り」なので対策を考えながら次のダンジョンを作ることができます。
魔法も直接攻撃してくるタイプの魔法や勇者自身を強化するいわゆるバフ魔法などがあり、魔物も遠距離攻撃するタイプや勇者とタイマン張る勇敢な魔物もいるので勇者によって適材適所に魔物を配置しないと、あっという間に駆逐されてしまうのでその辺も意識した方が良いかもしれません。
あとは、複数人で来る勇者も居るので、狭いダンジョンだとあっという間に
魔王を連れ去ってしまったり、魔物も一気にやられるので、各個撃破するのか魔物を一点集中して大戦争するのかは破壊神次第ですね。
私的には複数人ならまだいいですが、デート感覚で来る勇者共は圧倒的魔物量で惨殺します。
だいたいこんな感じ
操作自体はとても簡単なゲームですが、システムが複雑で結構、頭を使います。それでも、たくさん魔物を生み出して、やられると悲しくなり、勇者を倒すと達成感があります。なんか、ピクミンに通ずるものを感じますね。
私的にはこのゲームのエンディングがとても、本当にとても良いので是非、見たことない人はクリアして見て頂けると幸いです。
これは私の勝手の感想ですが、冒頭でも書きましたが、このゲームはPSPのゲームなのでこのゲームを遊ぶときはPSPもしくはPS Vitaでしか遊ぶことができず、根本的にPSPなどを持っていないと遊ぶことができないので、そこでまず、ユーザーが括られてしまい、折角、操作が簡単なので、switchなど他のプラットフォームでできるようになれば良いなと強く思います。
2010年頃のゲームって10年前だけど言うほど色あせてもないし
ファミコン時代とかのゲームは様々なプラットフォームでできるように注目されてますが、10年前くらいのゲームは注目されづらく感じます。
大人の事情っすかね???
10年前のゲームは私の思い出補正もあると思いますが、名作もありますから
ぜひ、互換性を持たせて欲しいと勝手に刹那に祈ってます。
話がそれましたが
「ゆうなま」は魔王という一般的には敵側に付くゲームですが、なんだかんだ緩く楽しめるゲームなので、PSPを持っていてプレイできる方やPSPを用意できる方に是非やっていただきたいです!
私も常に魔王軍側なので皆さんがプレイすることをお待ちしております!
それじゃ、サヨナラ!!