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看護学校を振り返って:学期2/5
学期2では学期1に引き続きPatho&Pharm、そしてChronic/End of Lifeという授業がありました。
この学期で初めて病院実習があり、週に1日、私はNeurovasucular & ENT (Ear, Nose & Throat)ユニットに配属されました。
私の通った看護学校は大学病院でした。
そしてその大学病院でフロートCNAとして働いていたので、どのユニットにどのような疾患の患者さんがいる、ユニットの作りやどこになにがあるかの大体を把握していました。
このユニットでは主に脳卒中、脳腫瘍、鼻やのどの癌などの患者さんが多かったです。
配属が決まった当初は、”ニューロか。。。。”と思い少し落胆しました。なぜかというと、CNAとしてフロートしたことがあり、かなり忙しいことを覚えていたからです。
トータルケアの患者さんやせん妄状態の患者さんが多く、CNAヘビーなユニットだったからです。
が、しかし、実習が始まってみると、ニューロ面白い!となりました。
一日の流れをおおまかに言うと、前日の夕方にインストラクターから担当する患者さんの部屋名を教えてもらい、その患者さんについて調べます。なぜ入院しているのか、飲んでいる薬、Past medical historyなどを調べ、実習当日の計画、いわゆるケアプランを考えます。
実習当日、朝の6時半に集合し、それぞれの患者さんについて、考えたケアプランを発表。そして6:55ぐらいにユニットに向かい、自分が調べた患者さんを受け持ったプリセプターさんを見つけます。
7時から7時半の間に夜勤ナースから申し送りを聞き、朝の8時まではPRN以外の薬を投薬できないので、その空き時間にプリセプターさんが受け持つ他の患者さんについて調べたり、必要であればトイレ介助や清潔ケアをしてました。
申し送りを聞いた後に、どの患者さんを最初に見るか決めます。状態が不安定な患者さん、時間通りに投薬しないといけない薬(antibiotics、パーキンソン病の薬、antipsychoticsなど)や痛み止めの薬や吐き気止めの薬が必要な患者さんを優先して順に部屋へ入りアセスメントし、投薬します。
担当する4人の患者さんの投薬、アセスメント、コールライトの対応、PRNの投薬などをしていたらあっという間にお昼になります。そのころに記録を記入し、きりがいいところでお昼ご飯。
そして午後2時までユニットで実習し、その後その日に何をしたか発表して、午後3時ぐらいに帰宅という流れでした。毎週感想文を書いて提出していました。
この学期の実習中はPOの投薬、NGチューブの挿入、Foley Catheterの挿入、患者さんの清潔ケア、など、IVでの投薬、Trachケア以外なら何でもできました。薬を機械から引き出すこともできました。
もちろんオピオイド系の強い痛み止めやベンゾ系の薬はダメでしたけどね。
この学期で初めて、CNAとしての経験を活かすことができました。
CNAの経験のおかげかは分かりませんが、プリセプターさんとのトラブルも特にありませんでした。バイタル測定やトイレ介助などを率先してやっていたせいか、プリセプターさんに感謝されることが多かったです。あとは大学病院で常に看護学生がいるので、生徒を持つことに慣れている看護師が多いのもあると思います。この点は本当に学習環境に恵まれたなと思います。
投薬の仕方、記録の仕方、アセスメントの仕方など、RNのタスクを学ぶことに集中することもできました。色々嫌なことや大変なことも多かったですが、CNAとして働いてて良かったと思いました。
ニューロだったので、4時間ごとにバイタル測定、ニューロアセスメント(Cranial nervesやOrientationに関する質問、笑ってもらったり舌を出したり腕や足を両方同時にあげてもらったり等)、そしてその記録。忙しかったのですが、担当患者数が最大4人だったので、プリセプターさんの助けを借りながら業務をこなすことが出来ました。
座学のほうは、授業のタイトルのようにChronicなので糖尿病、心不全、メンタルヘルス、ホスピスケアについて勉強しました。ゲストスピーカーの方が来ていろいろお話を聞けて面白い授業でした。テストはNCLEX スタイルで、たまにペーパーがあったという感じです。
あとはグループワークで、同じニューロユニットにいたクラスメイト3人と嚥下障害(Dysphagia)の患者さんのケアについてプレゼンしました。幸いなことに良いメンバーに恵まれました。
この学期は病院実習が週1日、座学が6時間の丸まる一日、Patho&Pharmが午前と午後で一日だったので実質学校は週3日でした。
学校生活にも慣れ始めて、実習が楽しかったこともあり少しずつ余裕ができてきたと思います。
長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。
引き続き3学期目についても書いていきますね。
ではまた。