ぱずー

日々考えたことを綴っていけたらなって思います。エッセイ、写真、たまに小説みたいなのも書けたら

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最近の記事

20過ぎたのでもう只の人です

私は凡人です。たぶん。 昔は天才とか言われてた気がします。十五くらいまでは。 でも今はもう23になったので。 私は凡人です。残念ながら。 大人になってみれば大した才能でもなかったし。努力できるような優良児でもなかったので。 私は凡人です。やっぱり。 周りと比べて失望したり、できない部分ばかりが目についたり。自分を嫌いになっていくので。 私は凡人です。凡ですらないかもね。 アニメの天才的なキャラには憧れます。自分がそうだったらいいなとか思ってるんでしょうか。 私は凡人です。天才

    • 両親へ 私は褒められて伸びる子なんです、

      私の両親は厳しかった。 私はよく叱られて育った。本当によく叱られていた。特に父親がひどかった。理不尽なこともあった。物を投げつけられたこともあった。実は怒られたことの内容はあまり覚えていないけれども、物が当たったときの痛みや、恐怖心はよく覚えている。 同時に、私の両親は、私をあまり褒めなかった。 勉強はそれなりにできたから、褒めるタイミングくらいあったように思う。学年一位とか、市で何位とか、県で何位とか。高校も大学も全部合格した。嬉しそうにしている私を見ても、両親はただ薄っぺ

      • どんな辛い道も、光があれば歩ける。 終わりがあるから、頑張れるもの。 道が見えているから、正しい方向に進める。 何もない中で私はどうしたらいいの? ひとつだけ分かることは、誰も助けてくれないこと。 私が進んでも止まっても、朝は来てしまう。 このまま日が昇らなくてもいいんだよ。

        • 完璧主義が崩れた話

          「もう、完璧じゃなくていいんじゃない?」 突然、頭の中の私がこう話しかけてきたのだ。 以前の記事でも書いたが、私は完璧主義なところがある。100点を取りたい。欠けているものは許せない。友達に、自分自身に負けたくない。 頭の中の私はそんな私の性格を体現した人物で、すごく厳しい。考え事をするときや、大事な選択では必ず頭の中で対話をして決めることにしている。彼からの厳しい指摘に何度も耐えてきた。 そんな彼が、完璧でなくていいと言い出したのだ。一体全体どうしたのか。 その理

        • 20過ぎたのでもう只の人です

        • 両親へ 私は褒められて伸びる子なんです、

        • どんな辛い道も、光があれば歩ける。 終わりがあるから、頑張れるもの。 道が見えているから、正しい方向に進める。 何もない中で私はどうしたらいいの? ひとつだけ分かることは、誰も助けてくれないこと。 私が進んでも止まっても、朝は来てしまう。 このまま日が昇らなくてもいいんだよ。

        • 完璧主義が崩れた話

          昔の自分はダサくみえる 今日の私もいつかダサく見えるのだろうか 私が必死に生きた今日を いつまで誇らしく思えるのだろうか

          昔の自分はダサくみえる 今日の私もいつかダサく見えるのだろうか 私が必死に生きた今日を いつまで誇らしく思えるのだろうか

          性別のない私がいい

          私は基本的に、性別を出さないようにしています。文体や表現から推測できる方もいると思いますが、一応男です。 私はほんの少しだけ、今の自分の性別に違和感を感じています。 小さい頃、「俺」という一人称が苦手でした。なんだか怖いイメージがあって、周りが急に使い始める「俺」に少なからず戸惑った記憶があります。少しの違和感を感じながら、なんとか「僕」を習得し、大学に入ってからは「私」になりました。私が一番気に入っています。 私は「男らしい」になりたくなかった。くびれがある体型に憧れ

          性別のない私がいい

          久しぶりに自分を殴った ナイフやカッターは怖いから、ただ掌を強く握って体に叩きつけた じんわり広がる痛みにどこか安心してしまうのは、私が何も変わっていない証拠 いつか自分に優しくできるだろうか

          久しぶりに自分を殴った ナイフやカッターは怖いから、ただ掌を強く握って体に叩きつけた じんわり広がる痛みにどこか安心してしまうのは、私が何も変わっていない証拠 いつか自分に優しくできるだろうか

          「なんで恋愛するの?」って言わないで

          「どうして私を「彼女」にしたがるの?」 と、好きな人に言われたことがある。たぶん振られたんだろうと思う。そこから先何も言い返せなかった。真相は闇の中だ。 ただ振られるよりずっと大きいダメージだった。呪われたかのように、頭の中を回っていた。1人の時間は泣いていたような気がする。恋愛対象としての私を否定するだけでなく、恋愛観、ひいては価値観を否定されてしまったような気がした。 恋愛って、なんでするんでしょうね 何の疑いもなく好きな人ができて、恋愛してきたけど、その理由と言

          「なんで恋愛するの?」って言わないで

          雨男って言う人は、普段の穏やかな晴れに気が付かない人よ まぁ、私のことですがね

          雨男って言う人は、普段の穏やかな晴れに気が付かない人よ まぁ、私のことですがね

          my own ID

          この世界は案外残酷で ステータスは最初に選べない サイダーガールさんのIDという曲に出てくる歌詞です。私はこのポップな曲に人生の残酷さが表れている気がします。 ゲームは簡単です。キャラメイクも、ステータス振り、特殊スキル…と基本的になんでもできます。作った後でも変更できたり、本当に気に入らなければリセットもできる。 人生はそうもいかない。産まれた時にステータスは決まっているし、家庭環境も踏まえれば、人のステータスのほとんどは自分由来でないところから来ているとすら思う。努

          誰かの英雄

          英雄ってどんな人のことだろう? ナポレオンとか、ジャンヌダルクとか。これまでたくさんの英雄たちが歴史を作ってきた。これから先の歴史もこんな人たちが作っていくんだろう。 私は、英雄のことを「誰かを救える人」だと思っている。先述した面々は国を救った人であり、そのスケールは桁違いであるといえる。 さて、私は22歳になった。ジャンヌダルクであれば既に全てを成し遂げた後だ。 私は英雄になれているか。 誰かを救える人になれているか。 考える必要もない。NOだ。私はまだ学生で、

          誰かの英雄

          人生27で死ねるなら、あと4年と2ヶ月。 私はどう生きたい? 誰のために生きたい? この一年で道が決まっていくんだから。 後悔のないように決断してね、私。 これ以上、大切な人を失ってられないからね、

          人生27で死ねるなら、あと4年と2ヶ月。 私はどう生きたい? 誰のために生きたい? この一年で道が決まっていくんだから。 後悔のないように決断してね、私。 これ以上、大切な人を失ってられないからね、

          バスに揺られて

          高校からの帰り、田舎行きのバスに揺られている。代わり映えしない景色と乗客の中に、いつもと違う女性が乗っていた。 歳は同じくらい、小柄で少し日焼けした肌、白っぽいスカートを着ている。たぶん小中学校で一緒だったあの人だ。 道路沿いの繁華街の明かりが彼女を照らし、瞳がとても綺麗だった。 彼女と出会ったのは、当時で5年ぶり。中学校の最初に会ったきりだったのだ。正直、人違いな可能性すらある。あんなに仲良しだったのに。 彼女と会うのは、あの一件以来だ。 彼女は、中学校の頃ひどい

          バスに揺られて

          あの頃の500円

          小さいとき、月のお小遣いは500円だった。 遠足のおやつは300円までだった。 近所の駄菓子屋に走っていき、ギリギリまで計算しておやつを買ったものだ。 当時の私にとって500円は大金だったと思う。500円もあれば、何でもできる気がした。 あの頃の500円はどこに行ってしまったのだろうか。 財布を見ると、4500円が入っていた。500円の9倍のお金が入っていることになる。 数字ではたくさんなのに、あの頃のときめきはなくなってしまった。昼ご飯は500円、飲み会は400

          あの頃の500円

          容姿端麗への憧れと道

          私はいわゆるイケメンではない。 でも世の中、イケメンや綺麗な人というのが多すぎる。なぜだ。 テレビに出ている人はもちろん、街を歩いてもかっこいい人というのは結構いる。福岡は特に多い気がする。 そんな人を羨ましく思いつつも、「自分は内面が素晴らしいもんね!」とか負け惜しみを言ってみる。目の前のイケメンが内面まで素晴らしかったらどうしよう。下位互換になってしまう。笑 整形でもしない限り、私はイケメンにはなれないと勝手に思っていた。 しかしあるとき、私は気が付いた。 私

          容姿端麗への憧れと道

          拝啓 来世の私へ

          こんにちは。覚えていらっしゃらないと思いますが、前世の私です。 来世になってもこのことを覚えているか分からないけど、noteに遺してみます。 来世のあなたにお願いしたいことがあります。 それは、私の好きなある人についてのことです。 どうか、来世でも見つけてほしいんです。 その人は、前世の私が前前世からの関わりを考えるような人でした。価値観や考えていることも一緒で、誰よりもお互いを理解している存在でした。 私はその人に一目惚れして、そこから何年もその人のことが忘れら

          拝啓 来世の私へ