生命保険を考える①
私は生命保険を考える上で大切なことは
「発生確率×ダメージ量」
だとよく言います。
例えば、コロナに掛かって給付金がもらえるらしいから入ろうかな~なんて思った。
確かに今すぐガンになる確率や、今すぐ死ぬ確率よりコロナに掛かる可能性はよっぽど高いだろう。(確率:高い)
しかし、ダメージ量はどうだろうか。
いざコロナに掛かっても医療費は掛からない。正社員であれば特別休暇扱いで休むことができる。給料も減らない。即ち、ノーダメージのパーフェクト勝ちなのだ。ダルシムだったら変なダンスで喜んでいる事だろう。(ダメージ:ゼロ)
しかし小学生時代、ダルシムこそがヨガ、ヨガと言ったらダルシムだと思っていたが、あれは果たしてヨガなのかという疑問が拭いきれない。
閑話休題。
ただ、それがパート、アルバイトの人となると話は変わってくる。働けない分給与に影響するわけだ。そうなるとダメージはゼロではない。そのリスクに備える必要があるだろう。
こういった具合に、「発生確率×ダメージ量」は人それぞれ違う。それに合わせた保障が必要となる。
中でも最もダメージが大きいのが死亡。
「介護や医療費がかさんで借金がかさんで自己破産した」という話はあまり聞かないが「夫が死んで借金を背負ってしまった」という話は往々にしてある。
それだけでも医療保険よりはるかに受けるダメージが大きいのがわかる。
医療費は高額療養費制度などで意外とどうにかなる。
大事なのは死亡保障なのだ。
イメージが湧きづらいからという理由で死亡保障は少なく考えられがちだが、もう一度よく考えてもらいたい。
夫が、妻が亡くなったら、本当に今の保険で足りますか?