オリジナルスプレッドを生み出すコツ 作り方
こんばんは、詳細を話す占い師コタです。
私は現在、オリジナルスプレッドが6種類あります。
既存のスプレッドを少し改変したものも含めれば8種。
もちろん実践で活躍していますし、既存のスプレッドでは分からないことが占えます。
今回は、私がオリジナルスプレッドを生み出す際に意識していることを解説していきます。
皆さんは占いをしていて、「もう少しこういうことが分かればいいのに」や、「このスプレッドは少しリーディングがしづらい」などを思ったことはありませんか?
noteやツイキャスで何度もお伝えしていますが、占い師の特徴は千差万別です。
既存のスプレッドでは微妙に相性が合わなかったり、そもそも自分の特徴にマッチしたスプレッドがなかったりと、ある意味の器用さがなければ、限界があるのが普通かなと考えます。
私はこのような、「こういうのが占えたらいいな」を元にスプレッドを開発しています。
つまり、スプレッドの使用目的から開発に着手しているのです。
次にスプレッドの形ですが、これはセンスの問題ですね。
私はこのセンスが壊滅的なので、左右対称な面白味のない形ばかりです。
しかし、自分がしっくりくるのであれば、形なんてなんでもいいもの。
既存のスプレッドを少し弄ってできた形でもいいのです。
むしろシンプルなほうがリーディングがしやすいと思います。
さらに言うのであれば、シンプルであれば他の占い師も使いやすくなるでしょう。
既存のスプレッドでも、並べ方や項目の位置など、なんかモヤモヤすることが多いと思います。
複雑な形であればあるほどこれらの確立が難しくなりますから、感覚特化の占い師でもなければ、習得難易度が跳ね上がってしまいます。
最後に、微調整。
自分が生み出したスプレッドとはいえ、きちんと機能するとは限りません。
ある意味その場のテンションで作っているわけですから、本来の感覚と微妙にズレている可能性もあります。
既存のスプレッドを初めて使用する際も、自分に合うかどうかをテストするはずです。
思い込みで勘違いするのは避けなければなりませんから、他人に当たっているかどうかを判断してもらう必要があります。
複数人にテスターとなってもらい、問題がないことを確認してください。
確認する項目は、
上3つは分かると思いますので、下2つについて触れていきますね。
・スプレッドの存在意義
例えば私は、ヘキサグラムスプレッドを使いません。
なぜならヘキサグラムは、ケルト十字の下位互換のような認識をしているからです。
ケルト十字で充分なので、わざわざヘキサグラムを使う理由がないのです。
「これ使う意味あるか?」となれば意味がありませんよね?
すでに保有しているスプレッドで賄えてしまえることはよくあります。
・やりやすさ
上記のように既存のスプレッドで賄えてしまえる場合でも、使う価値があることもあります。
本記事の序盤で少し触れましたが、既存のスプレッドでは自分の感覚に少し合わない場合です。
また、オリジナルスプレッドは、自分の望みを詰め込んだようなもの。
詰め込みすぎてやりにくくなってしまうこともしばしばあります。
自分が今自信を持って使用しているスプレッドは、どれも使いやすいと思っているはずです。
使いづらいと思っているスプレッドでは、十全に機能を発揮することはできませんよ。
逆に既存でも使いづらいと思っているのであれば、自分が使いやすいように作り替えちゃえばいいんです。
実は私は、現在使用しているオリジナルスプレッドよりも多くのスプレッドを考案しています。
どれも機能してはいましたが、『スプレッドの存在意義』と『やりやすさ』の観点からボツにしました。
それだけこの2つの要素は、占い師にとって重要な部分だと思っています。
ちなみに先に挙げた上3つの項目で躓く場合は、まだ占いの基礎が備わっていない可能性があります。
オリジナルスプレッドを難しく捉える必要はありません。
一から作ろうとせず、既存のスプレッドを改造する感覚で挑戦してみてください。
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