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2023初夏マックル新作レビュー
先日ドロップされたばかりのマックルの新作、てりやきシリーズをレビューしていこうと思う。
今回レビューするのは北海道じゃがバタてりやき、大阪お好み焼き風ソースたまごてりやき、そしてシャカポテのニューフレーバーである名古屋名物手羽先味の3つ。
まずはシャカポテの手羽先味だが、口に入れた瞬間にドライな質感が広がって、即座にこれは失敗なのでは、という考えが筆者の脳によぎった。
しかしこれは裏を返せばこの季節の日本に望まれているのは"除湿"であり、湿度とは相反するものであるという事。
多湿である日本の室内で味わうという前提で計算されているのには脱帽。
新しい試みに賞賛を送りたい。
次は大阪お好み焼き風てりやき。
一口頬張ると予想していた"お好み焼き風"としては肩透かしを食らうと同時に、ある事に気が付かれる方もいらっしゃると思う。
これは自ら鰹節や青海苔をトッピングして、自分で完成させるべき作品なのだ。
この物価高騰の時代、コストの削減が避けられない中、彼らは苦悩したのだと思う。
そして消費者と共に完成させるという結論に至ったのだ。
最後は今回の大目玉、プレスリリースされた時点で目をつけていた方も多いであろう、じゃがバタてりやきだ。
先にネタバレを避けたい方にはこれ以上読み進めるのをご遠慮いただきたい。
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上に鎮座しているのは給食のホワイトソースシチューに入っているようなじゃがいも達そのものだ。
昨今のマックルでは見られなかった全く新しい素材による新しいテクスチャー。
これは来る冬のグラコロ新作への伏線にもなり得るのではないか。
みなさんの期待は決して裏切られない、とだけ言っておこう。
以上、今季のテーマは可能性なのではないかと感じた。
梅雨が明ければ夏が来るという可能性。
今日がダメでも明日は必ず来るという"可能性"。
そう、可能性とは私達が可能であるか否かを問うものではないのだ。
必然ではない楽しみ、冒険がそこにある。
それが今の彼らの企業理念。
筆者にはあのMを型どった象徴的なシンボルが不敵な笑みに見えて仕方がないのだ。