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数年ぶりに本格的な二郎系を食べてきた


前置き

二郎系との出会い。
それは19年前、京都は一乗寺に出来た「ラーメン荘 夢を語れ」
今では知らない人は居ない関西二郎インスパイア系のパイオニアである。

あの噂の二郎系とやらが京都でも食えると聞いてウッキウキで食べに行きました。

開店当初から結構並んでる。
初対面。

あっはい。
まぁ、その、マズいとは言いませんが・・・京都のラーメン激戦区において、確かに他の店では食えないスタイルはしているが味に関してはもっと美味しいお店まだまだあるよね??っていう。
友人も「行列が出来てるけど提供が遅いだけ」と揶揄していた。

とは言え学生の多いエリアだしボリュームもあったのでそのまま人気店へ。

その後は何度か友達に誘われて一緒に行ったりはしたものの、正直好きになれず、デブのくせに大食いではないのでボリュームに魅力も感じず。
かなり食べ盛りだった当時ですら並盛がキツかった。
そんなこんなで足が遠のいていきました。

その後も各地でちょいちょいと二郎系のお店に行くこともあったんですが毎度思うのは「王道の二郎系と呼ばれるラーメンは私の口には合わない」という結論。

そして年単位で王道の二郎系から足が遠ざかって数年が経ちました。
(前置きが長い)


いざ二郎(系インスパイア)

今日は休みだったので昼飯と買い物に。
当初は別のラーメン屋に向かってたんですが、道中でふと思い出す。

「ラーメン荘 地球規模で考えろ 伏見本店」
こいつが近くにあるな。

いつ見ても行列出来てるから職場から割と近いけど昼休憩に行くにはちょっと厳しいとスルーしてきた。
しかし今日は雨。人が少ないかもしれない。
時間は13時過ぎ。ピークは過ぎてるかもしれない。
普段なら絶対ランチ候補に挙がらない店だが、珍しく今日はこの店のことを考えている・・・。
これはもう勢いで行ってしまうしかない!!
というわけで久々二郎系。
対戦よろしくお願いします。

雨の中とはいえ10名ほどの先客。
13時10分並び開始。
先に食券を買ってから列に並ぶスタイル。

入店して食券買う際に店員さんから
近隣コンビニや路駐していないかの確認がある→コインパーキング入れてます!(トラブル多発したんやろな・・・)
当店初めてですか?→はい
他の二郎系行かれたことは?→いくつかあります。
他店同様ボリューム有るので麺量にご注意いただきお残しの無いようにお願いします。→麺量150gにする予定です!

という確認作業があった。とても助かる。

小ラーメン(麺200g)950円
券売機に置いてある洗濯バサミに食券を挟み、更に麺を減らす合図。
並んだらすぐに店員さんが食券回収。麺量150gでお願いをする。


入店~実食

そっから待つこと約35分
入店。
水、レンゲ、箸、お手拭きはセルフ方式。
着席した順に先にコールを確認されていく。
コール方法はテーブルに置いてあったのでよく確認。
わからなければコールの仕方マニュアルみたいなんも別途用意してあったっぽい。

ニンニクあり、ヤサイマシ、アブラマシ

無事コール完了。
待ってる間店内を見てみるがとにかく清潔なのが凄い。
厨房も見える範囲はとても綺麗にされていた。

待つこと数分、13:50着丼

意外と少ない・・・?
って思った瞬間が私にもありました

この見た目、よく「豚の餌」と揶揄されますが私の眼の前にあるこいつは少なくともそうじゃない。
最高に魅惑的な香りを立ち上らせる一杯。
頂きます。
(アブラマシは別小皿での提供でした)

スープは豚の旨味!旨味!旨味!!これはうめぇや。
でもちょっと味濃すぎる。
カラメが出来るならウスメもできるのかな?
背脂も味付けがしっかりしてていいパンチになってる。
ニンニクは生よりも温かいほうが好きなので早々にスープに沈めてしまいました。
チャーシューもえげつない量入ってる。塊!塊!塊!
麺も太いワシワシ麺。食べ応え抜群である。

んでヤサイよ。
マシにした割に少ないな??って思ってました。
ところがどっこい、麺を150gへと減量してた影響でヤサイの大半がスープに沈んでた!
リアル氷山の一角状態。
調子こいてマシマシとかにしなくてよかった・・・。

まだ後ろに並んでるお客さんが居られたのもあって一心不乱にかっこむ。
うま・・・うま・・・!
気付けば5分少々で完食。

丼とかをカウンターの上に揚げて、おしぼりでテーブルをさっと拭いてそのまま入口のおしぼり回収ボックスへ。
ごちそうさまでした。


感想

久しぶりの二郎系らしい二郎系。
とても美味しくいただけました。
年を取って味覚が露骨に変わってきたなぁってここ数年思ってたので、今ならどう味わえるのだろうかと気になってました。
ボリュームやらで味の濃さでゴリ押ししてるだけやろって思ってましたが普通にスープ美味しくてビックリしました。いや味は濃かったんですけどね。
カルト的人気だけのお店って印象でしたが、やっぱり人気店になって人気店であり続けてるには理由があるんだなぁってしみじみ思いました。
店員さんのオペレーションも素晴らしく、前述の通り店内の清潔さもすごかった。
良いお店だと思います。

が、流石に夜飯の時間になっても胃が悲鳴あげてるんでよっぽどのことが無い限り再訪はないと思います・・・。
最初で最後のラーメン荘 地球規模で考えろ ありがとうございました。


余談1

あと詳しくは知らないけど、
創業者の「夢を語れグループ」と、経営権を買い取った「ラーメン荘グループ」に現状は別れてるらしい。知らんけど。


余談2

記事内では「王道」二郎系と表現してますが、なんとなく伝わってくれ。
二郎本家っぽい見た目した二郎系インスパイアのことを言いたい。

実は、王道じゃないけど二郎システムを導入してるインスパイアには結構頻繁に行っているんです。

加藤屋にぼ次朗 南草津店

ここにも豚骨スープありますが、基本は煮干しスープ。
豚骨も煮干しとのミックス。
あとは汁なし。
主に汁なしの塩をいつも食べます。これが最高に美味しい。

麺も太麺ですがワシワシ系ってほどでもなくいい感じに食べやすいです。

ここでも麺150gにしてるので今日の参考になりました。
なお加藤屋ではヤサイマシマシにしていい感じに満腹って感じです。

イチオシの塩二朗(数字は麺量で変わる)
大葉の香りが最高に活きてる
たぶん初めて頼んだ豚骨にぼ二朗
看板メニューのにぼ二朗

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