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3|一段上げる──モニターの下のスペースを有効活用するためのデスクシェルフ

こんにちは、デスク沼おぬまです。ふと気がついたらデスク環境のことを考えている、そんな楽しい毎日を送っています。
今回は、デスクの下にぶら下げられない機材をスッキリ収納するために導入したデスクシェルフの話を書きます。

デスクシェルフとは

デスクシェルフとは何ぞや、とお思いかもしれません。端的に言うと、モニターを置く台のことです。Instagramでデスクツアーを見ていると、かっこいいデスクシェルフがたくさん出てきます。それらを眺めていると、自分のデスクにもデスクシェルフを載せたくなってきました。

デスクシェルフは、かっこいいだけではありません。モニターを上げることによって、下の空間に収納スペースが生まれます。またモニターが上がると視点も上がるので、自然と背筋が伸びて姿勢がよくなりそうです。

日本国内で購入できるデスクシェルフをいろいろと探してみましたが、なかなかかっこいいと思えるものがありませんでした。デスクが160cm幅なので、デスクシェルフにもある程度幅がほしいところです。どうしてもInstagramで見かけたデスクシェルフがほしくなったので、それらが日本で買えるのかどうかを調べてみました。

Grovemadeのデスクシェルフ

Instagramでよく見かけたのは、Grovemadeのデスクシェルフです。ネットで直接メーカーから購入できます。

これは幅も広く(Largeで115cm)、何より美しい。ちょうど日本への販売に力を入れ出したみたいで、YouTuberがクーポンを配布したりしていました。
いいな、と思ったのですが、ひとつ問題があって、このデスクシェルフには台の下に棚が1段ついていて、便利そうではあるものの、そのぶん1段に入れられるものの高さが半分になります。

イメージ画像。Grovemadeの商品ページより

私の場合は、オーディオインターフェースとヘッドホンDAC、MIDIキーボードをデスクシェルフの下に収納したいと思っていました。そうなると、Grovemadeのデスクシェルフにはオーディオインターフェースがどうしても入りません。また、後々のことを考えると、高さに制限があるのはマイナス要素だと考えるようになりました。

Oakywoodのデスクシェルフ

Instagramで他に見かけたのが、Oakywoodのデスクシェルフです。こちらもメーカーから直接購入できます。

こちらは台の下に棚はなく、シンプル。収納できるものの自由度が高いです。さらにカスタムオーダーができて、最大140cmのデスクシェルフが購入できます。送料も1800円と、かなり破格でした。
これが見た目も気に入ったので、私はOakywoodのデスクシェルフを購入することにしました。ちょうどバレンタインセールをしていたので10%割引が適用されたのはラッキーでした(2023.02.16の時点)。

購入したのは、140cm幅の、ウォールナットベニヤのものです。台座はブラックにしました。

イメージ画像。Oakywoodの商品ページより

板材はウォールナット無垢とオーク無垢、ブラック(オークに黒色塗装)があり、他にウォールナットベニヤとオークベニヤがあります。最初はデスクに合わせてウォールナット無垢にしようと思っていましたが、ベニヤの方が湿度に強くたわみにくいとの情報があったので、梅雨のある日本の環境に合わせてベニヤを選択しました。

サイズは、デスクが160cmなので、本当は160cmにしたかったのですが、最大が140cmだったので140cmにしました。結果的には、デスクの左端にPS5を置けたので、140cmでちょうどよかったです。

商品の到着

さて、カスタムオーダーをしたので、大体3–4週間で到着とのことでした。2週間ほどで「発送した」との連絡があり、荷物の追跡もできるので、毎日チェックして到着を楽しみに待っていたのですが、このあとトラブルに見舞われることになります。

デスクシェルフは発送から1週間ほどで届いたのですが、ダンボールが破損した状態で届きました。中身の板の端も少し凹んでいました……。

輸送トラブルで破損した板

このまま使うのもモヤモヤするので、Oakywoodに破損のことを伝えました。何度かやりとりをして、結果、板だけ新しいものを作り直して送ってくれることになりました。また3週間待つことになりましたが、誠実に対応してくれたOakywoodには感謝です。

デスクシェルフを設置する

新しい板は、輸送で破損することなく無事に到着したので、さっそく組み立ててデスクに置きます。組み立ては簡単で、板の裏面に台座をネジ止めするだけでした。それでいて耐荷重が100kgということなので安心です。実際、iMac27インチを載せて、さらに27インチのモニターが装着されたモニターアームを固定していますが、ビクともしません。

デスクシェルフに載せている主なものは、iMacとモニターアーム、ギターアンプ

デスクシェルフ下のスペースには、無事にオーディオインターフェース、ヘッドホンDAC、MIDIキーボードを収納することができました。

オーディオインターフェース、ヘッドホンDACを収納
MIDIキーボードを収納

ちなみに、以前の環境はこんな感じです。

デスクに対して物が多すぎてゴチャゴチャしていました

デスクシェルフを導入することで、モニターが上がっただけでなく、デスク環境のクオリティそのものも上がりました。ベニヤの断面もいいアクセントになっていて気に入っています。

海外からも手軽に買える時代

今回の買い物では世界の近さを感じました。Instagramで見た海外製品を日本で買うことができ、さらに大型商品にもかかわらず送料も安く、配送も1週間程度で済むとは(今回はカスタムオーダーをしたので制作期間が2週間かかりましたが、発送の連絡が来てから届くまで1週間ほどでした)。
ちなみに、購入はPayPalが安全で楽チンでした。今回、デスク環境を整えるためにいくつかの海外サイトで買い物をしましたが、どこも同じような形式で、特に注文の際に苦労することはありませんでした。
ただ、配送のトラブルは、ある程度覚悟したほうがいいかもしれません……。

次回は、それでも隠すことができないマウスとキーボードについて書きたいと思います。

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