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4|Appleからの卒業──かっこよくて便利なマウスとキーボード
デスク沼おぬまです。PREDUCTSのMETROというデスクを購入したおかげで天板裏にいろいろなものを収納することができてスッキリ! デスクシェルフのおかげで、ぶら下げられない機材もスマートに収納できました。デスクを一つの建築と例えるなら、これで基礎ができあがったという感じですね。
今回は、パソコンにつきもののマウスとキーボードについて書いていきます。
多ボタンマウスに移行
私は学生時代からずっとMacを使っています。今のメインマシンはiMac Retina 5K 27" (2020)です。マウスはMagic Mouseではなく、大昔のMighty Mouse(ワイヤレス版)を愛用していました。ただ、Mighty Mouseの真ん中にあるクリクリするボールはゴミが詰まりやすく、たびたびスクロールのききが悪くなるので、それだけが困りものでした。かなり気に入って使っていたので、まだ市場に出回っているうちに予備のMighty Mouseをたくさん買っておこうかな、と思っていたほどです。
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しかし、あるときゲーミングマウスの存在を知り、多ボタン付きのマウスだと、いろいろショートカットを設定できて便利そうだぞ、ということに気がつきました。
そんな私が購入した多ボタン付きのゲーミングマウスは、Logicool G PRO ワイヤレス ゲーミングマウスです。
このマウスのいいところは、多ボタンであるにもかかわらず見た目がシンプルな点です。また、Logicoolの無線充電システムのPOWER PLAYに対応しており、Logicool G G-PMP-001 マウスパッドを使うことで、電池切れを気にしないで使うことができるのがめちゃくちゃ便利そうです。
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充電できるマウスパッド
マウスの電池交換って地味に面倒くさいですよね。POWER PLAYの仕組みは、マウスパッドの下に充電パッドが敷かれていて、その上にマウスを置いている限り、常に充電されるというものです。マウスには、底面に充電用のアダプターを装着します。
もちろん、私はこのマウスパッドも購入しました。結果、仕事の効率は格段に上がりました。マウスは毎日欠かさず使うものなので、ちょっとでも便利になるとその恩恵が大きいですね。
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最高のマウスパッドなのですが、ひとつだけ気になるところがありました。マウスパッドの右下に「G」マークが白く大きく入っているのが悪目立ちしています。調べてみると、「G」マークがグレーになっている同サイズのマウスパッドが売られていましたので、私はそちらを購入して使っています。
見た目のかっこよさに惹かれて
キーボードは、iMac Retina 5K 27" (2020)に付属のMagic Keyboardを使っていました。
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これもきれいで使いやすく、何か不満があったわけではないのですが、世の中には、もっとかっこいいキーボードが山ほどあるではないですか。
KeychronのK5とか、めちゃくちゃ好みです。
ただ、このKeychronのキーボードは、キーとキーの間にある隙間にいくつかネジ頭が露出しているのですよね。それだけが残念で、購入には至りませんでした。
仕事柄テンキーを使うので、テンキーは必須です。しかし世の中にあふれているかっこいいキーボードの多くにはテンキーが付いていません。テンキーだけを別に買う、ということも考えましたが、一体型じゃないと今までと使い勝手が変わって能率が落ちそうだと思いました。
ちょっと話をずらしますが、私は電卓も愛用しています。これも仕事柄必要なものなのですが、常に使うわけではなく、必要に応じてちょこちょこ使うという感じです。使わないときはデスクの片隅に置いていました。
電卓付きのキーボード
そんなことを思いながら日々理想のキーボードをネット上で探していたところ、あるとき電卓機能付きのキーボードを見つけたのです。見つけた瞬間、これこそ理想のキーボードだ! と小躍りしてしまいました。
それがVarmilo 109 Calculator JIS keyboardです。
しかし、多くのかっこいいキーボードがそうであるように、このキーボードもまたWin用です。Macでも使えるのかということが気になった私は、上のリンクのふもっふのおみせに問い合わせました。「これはMacでも使えますか? 電卓機能も使えますか?」と。
そうするとすぐに返事がきて、「Macでも使えます。電卓機能も使えます」とのこと。よっしゃ、買うぜ! と気持ちがはやりましたが、メカニカルキーボードなので、キータッチの感触が心配です。今まで触ったことすらありませんから。
軸は、桜軸とローズ軸があり、どちらが自分に合うのか、実機を触って確認してきました。結果、購入したのは桜軸です。こちらの方が軽く、タッチしやすいと思いました。ただ、実際に使ってみて、かなり繊細なタッチが必要で、ちょっと触れただけでタイプした判定になってしまいます。これは慣れていくしかないですね。
キーキャップの交換
さて、キー配列はJISですが、Win用のキーボードなので、キーキャップをMac用に換装しなくてはいけません。交換用のキーキャップは、KeychronのHacker Mintを買いました。
黒とグレー、ミントグリーンの組み合わせがかっこいいです!
キーキャップを交換したものが、下の画像になります。
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Varmiloの黒い筐体とめちゃくちゃマッチしています。ただ、US配列のキーキャップなので、完全には適合しません。そこはある程度許容せざるを得ない部分ではありました。また、スペースキーだけ、適合する長さのものがなかったので、Varmiloに付属していたものを使っています。同じグレー系なので、よしとしました。
キーバインドの変更
先述の通り、KeychronのキーキャップはUS配列なので、一部のキーは、印字されている文字と、実際に打ってディスプレイに表示される文字が変わってしまいます。それを解消するためにKarabiner-Elementsというアプリを使っています。
これで、ほとんどのキーで、印字されている文字と同じ文字を打つことができるようになりました(JIS配列に慣れているため、US配列とJIS配列とを混在させており、一部はどうしても同じにはできませんでした)。Karabiner-Elementsを使うとマクロも使えるので、デザインで使うアプリのショートカットキーを作ったりすることもできます。それ以外にも、一発で特定のアプリを開くショートカットキーを作れたりと、可能性は無限です。日々、どんなショートカットキーがあったらもっと便利になるだろう、と考えています。
電卓機能について
電卓機能ですが、これがすこぶる快適でした。「NumLock」キーを押すことで電卓モードに移行できます(私はKeychronキーキャップの「□」に付け替えています)。今まで、電卓を手元に引き寄せて、使い終わったらまた脇にどけて、ということをしていましたが、それよりも簡便に電卓を使うことができるようになりました。また、計算結果を「Fn」+「Enter」で、Macにコピペできます。この機能が、意外と地味に助かっています。
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便利さとかっこよさ
キーボードはずっとAppleの純正のものを使っていて、まさかWinのキーボードを使う日が来るとは思ってもみませんでした。こうして自分好みのかっこいいキーボードを使えるようになったのは、Mac対応のキーキャップが販売されたり、Karabiner-Elementsのようなキーカスタマイズのアプリが出てきたおかげです。マウスの多ボタンも使うと便利すぎて、もうMighty Mouseには戻れません。
Instagramで、めちゃくちゃたくさんのキーボードを有孔ボードに飾っている人をよく見ます。なんでこんなにキーボードが必要なのだろう、と思っていましたが、いろいろ手を出してみたい、という気持ちもわかってきました。電卓付きのおしゃれなテンキーで、ほしいものが見つかれば、テンキーレスのキーボードと組み合わせて使ってみるのもいいですね。
次回はその他のデバイスについて書いていきたいと思います。