デュエルマスターズは運ゲーか
こんにちは。Morteです。今の私は教員採用試験目前にして勉強に勤しんでいる毎日でございます。そんな中息抜きはもちろんしているのですがその中で面白い議題を見つけたのでそれについて書いていこうかなと思い執筆しています。暇な方はぜひご覧ください。
※ある程度デュエルマスターズのCSは出ていますが大して強くはないので一個人の意見として心広く見てください
デュエルマスターズの運要素
「逆転こそが、カードゲームだ」というのが今年のデュエルマスターズのスローガンである。実際2023年度全国大会でもS・トリガーによる逆転で優勝を飾っている。歴代でいえばGP9thのパーフェクトウォーター2枚などである。このS・トリガーという要素。しばしばデュエルマスターズを嫌う要素にもなっています。「殴ることに対してリスクが起こる」「トリガーを踏んだだけ」などあげればきりはないかなと。実際このS・トリガーは運の要素を多く孕んでいることに異論はない。またランダム要素の多いカードも多く、基本的に複数の運要素からゲームは完成している。
この時点でわかることだが実際デュエルマスターズは他のゲームに比べて運要素が多い。よって運ゲーであるとする理論は理解することができる。しかしそれはカードゲームすべてに共通した理論である。デュエルマスターズをただの運ゲーだとするのは少し早計であると言いたい。
運ゲーとは
そもそも運ゲーとは「運の介入する要素が大きく実力に左右されないゲーム」とされている。これを念頭に置いておいてほしい。
時に実力の出るゲームとしてはサッカー等のスポーツやFPSなどの「運の介入する要素がないゲーム」を想像するだろう。その認識に間違いはない。しかし私はそれだけでなく「運の介入する要素が多いゲーム」にも実力は出ると考える。
「いや、運ゲーの定義と同じものが実力が図れる?何言っとんのやぼけ」と思われた方がいるだろう。しかし「運の介入する要素が大きい」と「運の介入する要素が多い」は似て非なるものである。
スポーツ選手でもそうだが強いプレイヤーというのは総じて試合内での判断力や競技に使う技術の高さから総評して見られる。試合の「勝ち負け」ではなくその試合で「何をしたか」が重要なわけである。カードゲームにおいてはその「何をしたか」が勝敗に大きくかかわる。カードの使い方やタイミングなどその試合で「何をしたか」が勝敗に影響している。
しかし結局最後は運なのだろ?と言われる。たしかにその通りだが。
では質問しよう。仮にこの試合に負けたら全財産を失うとき
20%で勝つパターンと80%で勝つパターン。君はどちらのパターンを通りたい?
私は当然だが80%のパターンを通りたい。その場で勝つ可能性が高いのはそちらなのは当たり前の話だ。見ればわかる。しかしカードゲームにおいて下手だといわれるプレイヤーは20%のパターンを「自ら選択」している。運の絡む要素が多いゲームにおいての選択は自らの首を絞めることにも直結しかねない。
カードゲームは世の中に存在するゲームで最も「1つ1つの選択が重要になるゲーム」であると考える。サッカーでは仮に選択を間違え相手にボールが渡ったとしても実力差があればその試合に敗北することはない。しかしカードゲームにおいては選択一つを間違えるとどんな相手でも勝利する可能性が一気に下がる。実力のないプレイヤーはそもそも運が悪いと言える状況に陥らないことの方が多い。なぜなら自ら低い確率を踏みに行っているからである。自ら低い80%で負けの選択肢を取り「運ゲー」だと言うのはお門違いではないだろうか
「運の要素が大きい」と「運の要素が多い」
さて先ほど出た「運の要素」について記載しておく。
「運の要素が大きいゲーム」が運ゲーであることは同意することができる。さてこの「運の要素が大きい」。これは「運の介入する要素が少ない」とみることができるのではないだろうか。
運の介入する要素が少ないと「80%勝ち」や「負け」から動くことがない。ババ抜きは単純に相手のカードを引くという行為のみを行う。このゲームに介入する運要素はこの点のみである。(初手のなどの話をすると長くなるので割愛)
運の介入する要素が多いとどうなるのか。「勝敗が常に動く」のである。例えば80%勝ちを80%負けにすることができるし起こりうる。選択一つ一つの積み重ねが最終的な勝率に影響する。
カードゲームは自らの負ける確率を増やさないようにするゲームでありそこに実力が問われる。「そこはランダム要素に頼る時なのか」「仮に一つ下ぶれても他でカバーできる」などカードゲームは運の要素を自ら動かすことができるし、常に100%があり得ない。だからこそ自らの選択が運と呼ばれるランダム要素を動かしているということを忘れてはならない。
結論
デュエルマスターズはたしかに運の要素が多いがただの運ゲーではない。これが私の結論である。S・トリガーが嫌いだと言っている人はまず自分のプレイを見直してほしい。「殴るタイミングはあっているのか」「殴る順番はあっているのか」様々な選択が確率を動かしている。20%を選択していないか検討しよう。一人でわからないなら友達でもSNS上の人に聞くでも構わない。実際何を埋める問題をよく見る。
色々偉そうに語っているが私もできていないことが多いので友人と語りながら勉強していきたい。
では以上。また次回の投稿でお会いしましょう。
la prossima volta
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