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靴紐の結び方を変えてみたら、歩く姿勢が良くなった話

※個人差ありです。

靴への負荷が気になって、正しい歩き方を調べました

散歩に出る前にふと思い立って、おろしたスニーカーの紐を“のこぎり結び”にしてみました。

靴紐を結び直す、なんてことほとんど初めてやったんですけど、意外と面白いですね。
一時間近くかけちゃいました。

新品な上に、折角時間かけて結び目つくった靴です。セール品のスニーカーなんですけど大事にしたい気持ちも生まれてきます。
そうなると、地面を擦っちゃうこととかが気になって、散歩スタートしてすぐに「正しい歩き方」で検索したんですよ。
実践してみたら、本当に靴への負荷が減った感じがしてビックリ。合理的につくられてるんですねぇ……。


と、いう経緯で。
今までどれだけ指摘されても直せなかった歩き方のクセを、靴紐の結び方を変えるだけで(まだたったの一日ですが)自発的に改善できたんですよ、すごくないですか?

コストをかけるとリアリティが増します

靴を買って、そこに手間を加えたことで、足元に注意が向きます。そうすると足元の動きが気になって、歩く際の体の動きを修正しようという意識が働きます。

つまり、時間や労力、あるいはお金をかけることで、その領域へのコミットメントを上げることができるんです!

歩き方を直すと今度はアスファルトなどの地形が気になり始めます。踏む・蹴る感覚の変化に敏感になって、これが中々に楽しい。
恐らく、他の分野でもそういうものがあるはずです。

投資をすると世の中の動向に興味が湧く。
ゴミ拾いをするとまちが好きになる。
買った本の方が真剣に読める。

全部、たま〜に耳にするような話です。

ちょっとした“一見無駄なこだわり”が視野を広げるかも?

靴紐を結び直した元々の理由は、『解けた靴紐を踏んでボロボロにしがちだからなんとかしよう』『どうせしっかり結ぶならググっていいやり方を探そう』というものだったので、愛着が湧くほど真剣に結ぶことになったのは正直誤算でした。

でも、やってみたら想像もしていなかった体験に出会えて、新しいこだわりも出てきます。
毎日に新鮮さを感じなくなってきたら、まずは『いつもと違う結び目』から始めてみては?

コミットメントがリアリティをつくり、リアリティがコミットメントをつくる。

楽しむきっかけは、その辺に。あくび侍でした。


最後に、実物はこんな感じ。

(色々言った割にフツ〜…………)

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あくび侍@日常のこじつけと、非日常の筋立て。
常に前よりダサい語りを心がけます。