「子育てしながら、家で働く」はできる!家族をチームに取り込もう。【講師きのした】
今回は、デザイントースト創業期から関わるメンター、きのしたさんのインタビューです!
きのしたさんは現役デザイナー、100%在宅勤務で毎日フルタイムでお仕事されています。お子さんが二人いらっしゃるお母さんでもあります。
インタビュー by デザイントースト メンターふぁむ子
家族はチーム
ー いきなりですが、子育てしながら家で働くって結構ハードですよね。続けるための秘訣はなんでしょうか?
きのした:私は「一人で家事はやらない」と決めているんです。夫が元々「できる人が家事をやれば良い」という考えだったのもあって家族はチームだというコンセプトで日々乗り切っています。
ー お子さんも家族の一員として、しっかり家事をするんですか?
きのした:します。子供が幼稚園くらいの頃からお手伝いしてもらうようにしてました。小さい子だと喜んで色々やってくれるんで、そのうちに仕込んだ感じです(笑)
うちは子供が二人いるんですが(姉と弟)性別関係なく家事を振ってました。おかげで今は「これお願い」の一言でなんでもできますし、長女はバレンタインのお菓子作りなんかは私が知らないうちに作って片付けまできっちりできるようになりました。
ー それはすごい!片付けまでが家事ですもんね。でもお子さんも思春期で難しい年頃になってきて「やりたくない!」となることはありませんか?
きのした:もちろんありますよ(笑)でも、なるべく今の親(私や夫)の状況を説明してやってもらえるように説得します。中学生の長女は親の忙しいオーラを読んで「やっといたよ」って何も言わずに先回りしてやってくれることも増えてとても助かっています。
ー 理想的!きのしたさんのパートナーも家事全てできるんですか?
きのした:夫は、料理がほぼできないんです。その代わり他の部分、例えば洗濯や洗い物は自分の仕事だみたいに責任持ってやってくれてますね。「こことここはやっておくからあとはお願い」ってお互いに頼れるおかげで夫婦で仕事が続けられているんじゃないかな。
信頼は、たくさん話して本音を知ることから
ー とっても素敵なご家庭です。うまくいっているからこそ、他の悩んでる方から相談されることとかあるんじゃないですか?
きのした:たまに「うちは理解がなくて…」と相談されることがあるのですが、「ちゃんとコミュニケーション取れてる?」と聞きます。まずは会話をしないと相手が何を考えているかわからないので、まず話してみることが大事ではないかと思うんです。私もよく「察してよ」って思っちゃうんですがまずはお互いが思っていることを確認するってすごく大切です。
ー なるほど…!夫婦喧嘩なんてなさそうですね。
きのした:いや、しますよ!喧嘩も必要。喧嘩がないと相手が考えていることがわからないんで。最近は夫が意見をぶつけてくることも多くなりました。「正直な気持ちを伝えてくれるようになったのかな」って思っています。
ー 確かに、夫婦であれば喧嘩することで、相手の飾らない本音がわかったり信頼が深まったりしますよね。
きのした:信頼することって大事だなって思います。私は算数・数学がとても苦手なんですが、子供が小さい頃に夫が二人をお風呂に入れてくれる時に算数ゲームみたいな感じで色々教えてくれていたおかげで子供が数字に抵抗がなくなって今でも数学が好きなんです。
子供が小さい頃は3人がお風呂に入っている時間が私の一人時間でとても大切だったので、結果的に完全に任せたことが功を奏しました。
ー 相手を信頼することって、デザイントーストのメンターと受講生の関係にも言えることじゃないかなと思います。
きのした:同感です。デザイントーストって本気でデザイナーになりたい!と思って学びに来られる方が多いので、私も同じくらい本気のエネルギーを返すように意識しています。
私は基礎コースのレッスンを担当していますが、時には「このまま応用に行ったら行き詰まってしまうかも」と思う受講生の方には「ここでしっかり理解した方が良い」という風にちゃんと伝えるようにしています。全ての生徒さんが成長できるような形で関わりたいと思っています。
デザイントーストの良さ「充実カリキュラム+仲間」
ー 基礎コースをきのしたさんは長く担当されてますね。
きのした:もう2年経ちますね!あっという間でした。レッスン時間が決まっているので在宅勤務の身としてはスケジュールが立てやすくて助かります。でも受講生全員の成長が見られる良さもあってすごく良いスクールですよね。途中で離脱する(辞める)人が全然いないのもすごいと思います。
ー 言われてみたら、全員6ヶ月学んできちんと卒業しますよね。他のスクールをあまり知らないのですがすごいことなんですね?
きのした:すごいことですよ(笑)私がWebデザインを勉強した時に通ってたスクールは毎月3人づつ入学するものの、どんどん辞めていき6ヶ月修了できる人は殆どいませんでした。オンラインレッスンはなくて、黙々と課題をこなすだけ。相談できるのも月に2回だったんです。
ー えっ!それはモチベーション維持が大変そうですね…。
きのした:かなり大変でした。私は自習室で勉強中の方々と連絡を取るような形で、横の繋がりがあったのでなんとか修了まで行けましたが、何人も辞めていくのが普通でした。だから、デザイントーストって改めてよくできているなと思います。
毎週のレッスンに加えて、メンターと1対1で話せるなるほど相談も週4回もあって…。なんてすごいカリキュラムだろうって。
きのした:横のつながりができるのもグループレッスンの醍醐味ですよね。戦友、という感じで。年末に、私が住んでる関西方面のメンターと受講生・卒業生でランチ会したんですけど、そんなスクール、他にないですよ(笑)すっごく楽しかったです!
ー 東京から駆けつけた方もいらっしゃいましたもんね!確かに和気藹々としてとっても楽しいスクールで、私も大好きです(笑)
きのした:楽しいだけじゃもちろんなくて、私はデザイントーストで講師をするようになってから、フルタイム勤務のデザイン会社の方の仕事のクオリティも上がってすごく嬉しいです。
受講生の方へ的確なアドバイスをすることを心がけるようになってから自分がデザインをする際も「クライアントが主張したい部分はここだな、だとしたらこういうデザインが良いな」とアタリをつけることが早くなり、デザインへの落とし込みも外すことなくできるようになったんです。
ー それはすごくわかります!私も思考整理が格段に早くできるようになりました!
きのした:同僚のデザイナー達から「なんでそんな早くできるの!?」って驚かれるようになりました。LPのデザインだったら2日もあればばっちり上げられるようになって、クライアントからも即OKもらえるようになったのはすごく大きいですね。
JAPANESE WOMAN IKIIKI PROJECT 〜ママがイキイキ活躍できる社会へ〜
ー 今後のお話しをしてもいいですか?きのしたさんは、今年の後半から新しい事業を始められると伺っています。
きのした:そうなんです「JAPANESE WOMAN IKIIKI PROJECT 〜ままがイキイキ活躍できる社会へ〜」という事業を立ち上げる予定で、現在準備を進めています。
現在(2023年3月)起業したい方達のコンペに出している企画です。このコンペをきっかけに、事業計画書を書くところから初めて挑戦してみました。
今の日本ではまだまだ働く母親にとっては厳しい現実があるので、働くママ達がイキイキと活躍できるようなサポートをしたいと思っています。
ー 素敵なプロジェクトですね!応援しています!
きのした:ありがとうございます!デザイントーストでは、今後もレッスン等で関わらせていただきますので、これからも宜しくお願いします。
育児中の方でも、オンラインということで当校でデザインを学ばれる方も、たくさん来られます。
元受講生で今も大活躍されている、しげたさんのデザイン受託のコツなども公開しています。気になる方はこちらから>