Figmaの新機能 FigJamはもう使った?
皆さん、こんにちは!Design Switchです⛱ 。前回は「アイコン作成方法を学んでみよう」について紹介しました。まだ前の記事を読んでいない方はこちらからどうぞ。
最近ARCHECOでは、ほとんどがオンラインミーティングとなり自宅で作業することが増えました。そんな中、オンラインで共同作業可能なプロトタイプ作成ツールFigmaを毎日活用しています。そのFigmaから新機能「FigJam」が公開されています。この「FigJam」はオンラインミーティングで活用すると意思疎通が便利になると考えその機能を紹介したいと思います。
FigJamはオンライン上のホワイトボードにようなもの
FigJamは以下のリンクから無料で使用することができます。気になる方は是非こちらから使ってみてください。
さて、FigJamは掲載した画像のようなUIとなっており、大きなホワイトボードのように文字書いたりや付箋を貼り付けすることができます。
使い方もシンプルでパワーポイントやエクセルが使える方や普段からあまりPCを操作しない人でも簡単に操作することができます。機能としては、自由にペンで描くことができたり、図形を配置できたり、付箋をはったり、矢印で図形同士を繋げたり画像を貼り付けたりすることができます。さらに標準用意されている使用可能なスタンプ (Likeや星など)を活用することで様々な感情表現が可能となっております。
個人的にはコミュニケーションをサポートする機能が複数備えられているため、合意形成が必要なミーティング、デザインテイスト決める時の打ち合わせ、カスタマージャーニーマップをみんなで作成する時、バックエンドのシステム構築を議論する時などに活用できるのではと考えております。特に大学生には大変便利かもしれません (ゼミなどで)
ただし、Archeco内(社内)では活用可能ですが、外部のクライアントやパートナーとの打ち合わせはセキュリティ上Figmaそのものが使えないケースが多々あります。受け入れ可能な方とのミーティングの場合はFigJamを活用することで容易に結論をまとめやすくなるかもしれません。
フォーマットはいくつか用意されている
FigJamではいくつかのテンプレートが用意されています (フローチャート、ユーザジャーニーマップ、チーム名簿、マインドマップなど) 。これらを活用することで必要に応じたフォーマットを素早く作成できそうです。
FigJamの何がいいの?
オンライン上で、デザインレビューや何を議論してアイデアを発散収束させるなど様々なシーンで活用できそうと思います。特に自分の意見を明示できる自分のアイコンスタンプや、タイマー機能などコミュニケーションをスムーズにさせる機能が盛り込まれています。当然ですがFigmaとの互換性もあるため別データ情報をコピペすることも可能です。しかし、現状ではFigmaアカウントを持っていないと使えない場合があることや紙媒体の出力は難しいかもしれません。
◆ メリット
・オンライン上でのWSや打ち合わせでの意思疎通が簡単
・Figmaと互換性があるためデザインデータなどを素早くコピペできる
◆ デメリット
・Figmaのアカウントを持っていないと使えない
・PDFや画像データとして書き出しできない
現状、FigJamはBeta版ですので、今後のアップデート次第でボイスチャット機能の搭載やモバイル版のリリースなどが公表されるかもしれません。
まとめ
◆ FigJamとは
FigJamはオンライン上のホワイトボードにようなものでオンラインミーティングで活用できる。現状ベータ版で誰でも使用することができ、いくつかフォーマットが用意されている。
◆ メリットとデメリット
メリットはオンライン上でのWSや打ち合わせでの意思疎通が簡単、Figmaと互換性があるためデザインデータなどを素早くコピペ可能。デメリットはFigmaのアカウントを持っていないと使えないことやPDFや画像データとして書き出しできないことが挙げられる。
みなさんいかがだったでしょうか?個人的にはFigJamを友達との旅行の計画を検討するときに活用できそうと考えています。エモート機能で嬉しいやLikeなどを簡単に表現でき、URLを共有すれば誰でも確認することができ大変便利と感じております。Beta版なので気になる方は是非使ってみてくださいね。さて次回は「UIデザイン実務でFigJamを使ってみた」について紹介します。次回もお楽しみに🐳!
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