アフターコロナのサスティナブルな製品
アフターコロナでのサスティナブルの重要性についてはアフターコロナマーケットトレンド予測2【未来を作る消費 使う責任 サスティナブルの重要性】https://note.com/designlabo/n/n661d5ff9eb46 で触れましたが、実際にどのような製品が注目されているかいくつか紹介いたします。
【「Rens」 のコーヒーから出来るシューズ】
フィンランドのフットウェアブランド「Rens」は、サステナブルな防水性フットウェアのKickstarterキャンペーンを開始し、その資金目標に順調に到達しました。このスニーカーでは300グラムのコーヒーカスとペットボトル6本から1足が作られており、機能面ではAquaScreenのメンブレンを使用することで完全防水性を確保すると同時に、抗臭、吸湿速乾、紫外線防止も完備しています。廃棄物を利用したイノベーティブな製品は今後さらに注目が期待されています。「Rens」はビーガンのスニーカーも製造しており、動物性素材を使わないデザインやバージンプラスチック・ポリウレタンを避けるサスティナブルなステートメントを発信しています。
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【「Napapijri」循環型デザインを追求する服】
イタリアのプレミアムカジュアルウェアブランドの「Napapijri」は100%リサイクル可能なSkidoo Infinityジャケットを開発しました。このジャケットは、使用後に全てがリサイクルできるように設計されています。使っている原料はイタリアのAquafil社の漁網やプラスチックごみなどのナイロン廃棄物を100%リサイクルして作られた再生ナイロンECONYL®を使用。繰り返しリサイクルが可能なエコ素材です。
さらにこの循環システムが機能するために、製品の購入者が2年後にジャケットを返却できるシステムを立ち上げるなどサスティナブルへの真摯な姿勢が伝わってきます。
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