1969年2月 日本の真ん中あたりにある当時人口7,000人ほどの小さな町で、ちょっと風変わりな父とザ日本のお母さん的な母の間に2,800gでこの世に産声をあげました。 父は養子で三姉妹の長女である母方の家にはいりました。 田舎町のために男の跡取りがいない祖父は、町内では哀れな一族という目で見られており、養子縁組という形でも跡取りを手に入れた事は嬉しかったにちがいありません。 結婚の翌年に長男となる私が生まれた事は、父母より祖父がたいそう喜んだことは言うまでもありませんで