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【戯論】上とか下の比較イメージの話
何かに真剣に取り組んでいると「あいつは俺より上だなあ」という嫉妬をかかることはあると思う。
けど2017年12月10日の21世紀前半な今、上とか下とかはないぞと考えるようになった。じゃあ何があるんだ。というと、それは360°広大に広がる様々な道のりである。
上とか下が、数学のxとy軸の「y軸」だとすると、僕のイメージは「z軸とx軸」で表される。言いたいのは、「フラット」なイメージだってこと。
方向性は1人1人違う(同じ分野をやっていても)のが当たり前、ただ自分が目指す方向性に関して先を歩いてる人はいる。
けど、それは上とか下とかじゃない。
最初にこれに直面したのが2年前でバガボンドという漫画を読んでいた時だった。宮本武蔵の話で、天下一の剣豪になるために邁進していたがある時点から「天下一とは・・・?」というとてつもない問いにぶち当たる。
しかも、自分が”天下一”だと言われている状態で。この話の作りにはめちゃくちゃ感動をしたし考えさせられ、1コマ1コマを噛み締めながら読むことになった思い出深い漫画である。
ここに”フラットの教え”が自分にとってはあった。
フラットだからなんなんだ。
よし、僕が言いたいことはこれだけだ。「これだけ価値観が違う人間という生き物をやっていて、インターネットによってこれだけみんなの趣味嗜好が違うことが視覚化された現代において、みんな一緒の価値基準で自分を評価なんてできないのにやっちゃうのは間違ってると思うし、純粋に勿体無い。」
ふー。他人ではなく自分が感じるモノゴトに対して精を出して取り組むことができるのは幸せだし、かっこいい。それだけで、どこまで遠くに歩いていけるか。なんだよなあ、というのが書きたかった。
戯論シリーズが続くと良いな。1000文字ツイートみたいなもんで。
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