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「原則×法則」でサイトの価値は劇的に向上する
今回紹介するのは、UXデザインを行う際にはユーザーのニーズを捉え、良い体験をデザインをするための極意を学ぶ。
ビジネスにおけるWEBサービスの重要度が年々まし、ユーザーに求められるレベルも高くなっているそうなので、本書を通してすこしで靄が晴れる1冊になればと思います。
ビジネスにおけるサービスや製品の価値が”機能”から”体験”へとシフトしてきている事実を正しく捉え、対応していく必要性を感じています。
伝えたいデザインを言葉で訴求しなくても、ユーザーに伝わるように全ての体験が一貫して細部まで作り込まれるデザインが良いデザインであり、ますます重要になってくるとのこと
調和した体験を演出するために2000種類のデザイン案を出した
2000種類って想像できないですが、今リデザインを学習していますが多くても案は多くても10個程度が限界です。プロと未経験の差は200倍もあるのか。。。と絶望した記憶があります笑
UI/UXの違いを理解する
UI(ユーザーインターフェイス)=ユーザーに見えている部分
UX(ユーザーエクスペリエンス)=UIを含むサービス全体の利用体験
つまりUIは表示されているボタンやフォントなど画面上でユーザーの視覚に触れる全ての情報、”見た目”を指す言葉です
UXは文字通り”体験”、見た目のその先にある「分かりやすさ」「心地良さ」や、コンテンツやサービス全体を通じて得られる「満足感」といったさまざまな”体験”を指す言葉です
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利益をもたらす「体験価値」
大前提である「使い勝手」がクリアされても。ユーザーにとって魅力的で、何度も利用したくなるサービスになるわけではない
ターゲットのニーズに沿った、優れた「体験価値」を提供すること。
ECサイトを例に出して考えて見ました。
”安さを重要視する若年層”をターゲットとしたECサイトを作る場合
ドンキホーテのような「なんだか掘り出し物がありそう」というワクワク感(体験)につながります。
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ただ、”品質や信頼性を重要視する層”をターゲットする場合、雑多なビジュアルを提供することは、「品質の高くない商品が多そう」という印象になり体験価値は低下する可能性が高くなってしまいます。
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シャネルのホームページから抜粋したものです。
シンプルかつ白をベースとしたホームページで清潔感も演出しています。
同じサービスでもターゲットが異なれば見せ方も変わってきます。
定量分析と定性分析
数字と向き合っているだけでは、ユーザーの根本的な不満や不安が理解できず、伸び悩みにぶつかってしまうわけです。
定量分析は何が起こったか詳細にわかり、定性分析ではなぜ起こったかが詳細にわかる分析方法です。
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ユーザーテストの実際のフロー
・ユーザーテストの目的を立てる
・使う人のペルソナ(対象者)を考える
・シナリオ作成(どのようなテスト内容にするか)
・パイロットテスト(近しい人にテストを行ってもらう)
・リクルーティング(ターゲットにテストの依頼)
・テスト実施
テスト行うための準備が一番重要であると書いていました。
目的を見失ったテストは何も得られません。
ユーザーテストで気を付けるべきポイントはユーザーは必ずしも期待通りに動いてはくれないということ
→普段ならどうするだろうを想定することが大事
必要なマインドとしては、
「説明は常に不足していると考える」こと、ユーザー心理・行動をUI/UXデザインに落とし込むこと
今回紹介したのは、UXデザインを行う際にはユーザーのニーズを捉え、良い体験をデザインをするための極意を学ぶでした。
全ての業務はUXにつながっています。人が足りない時代こそUI/UXデザインが必要です。
適切なUI/UXデザインは人手不足の解消につながると作者は語っていました。まだまだ発展途上ですので、これからどんどんビジネスに浸透していくことを楽しみにしています。