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SEOとは?宇宙一わかりやすく解説

SEOって聞いたことありますか?

SEOとは「検索エンジン最適化」の略です。

なんのことかわからなくても大丈夫です!

「お店を持っているけどWebの知識がない…」
「事業を始めたけどSEOって大事そう…」

そんなWebについて全くわからない方のために、
専門用語を使わずに簡潔に解説します。

検索結果は「いい記事順」

Googleで検索すると、上から順番に検索結果が出てきますよね。

それ、実は一番目に出てくるものがその検索キーワードで一番評価が高い記事なんです。

例えば、
「東京都 観光地」
で検索すると、
「おすすめの観光地20選」とか、
「プロが厳選する観光地30選」とか。
面白そうな記事が上の方にあると思います。

それは、一番よくまとめられていて、読みやすくて、有益な記事から順番に上から表示されているんです。

つまり「いい記事順」で並んでるということ。

サイトはGoogleが評価している

これどうなっているかというと、Googleがサイトや記事を評価していて、評価の高い記事から順番に表示されているんですね。

だから有益な記事が上の方に表示される。
だからGoogleで検索するのは便利なんですよね。

適当に書かれた記事が一番上にあったら嫌ですもんね。

ビジネスでこのSEOを使って集客を行う場合、
上に表示されれば表示されるほど、より多くの人に見てもらうことができ、かなりの集客効果が期待できます。

例えば、自社の醤油を買って欲しい企業は、
醤油を使った料理レシピとか、
醤油の歴史とか、
そういった記事をサイト内にたくさん書いてGoogleからの評価を高くしようとしたり。

何もしなくても1日に数十万人に見てもらえるサイトも少なくないので、その集客効果は絶大だと分かると思います。

なので、自社のサイトを持っている方はみんな上位に表示させようと努力しているわけです。

いわば椅子取りゲームです。

いかに評価されるサイト・記事を書けるか。
多くの人が競い合ってるのです。

でもこの評価システム、

実は、人の目で判断しているわけではなく、Googleがプログラムで自動的にサイトを評価するシステムで評価しています。

じゃあそのシステムが分かれば自分の記事を簡単に上の方に表示させられる、、、。
それはその通りなんですが、、、。

実はGoogleはこの評価の基準を公表していません。

しかも、数カ月単位でその評価の基準は変わります。

だからみんな試行錯誤して、いろんな情報を駆使して、分析して、サイトを上位に載せようと工夫しています。
その工夫こそが『SEO』なのです。

「検索エンジン最適化」

この記事を読んだあなたなら、この言葉の意味がなんとなく理解できるようになったかと思います。

検索エンジン=Googleの評価システム。
それを最適化してGoogleに評価してもらうとする施策。というわけです。

僕の過去のクライアントさんから、
「ホームページさえ作ればサイトを上位に表示させられるんでしょ?」というようなことを言われました。

たしかに、ホームページを作るのはお金と労力がかかるものです。
それですぐに集客効果が出てほしいという気持ちは分かります。

ですが、世の中そんなに甘くないんです。

さっきも言ったように、
上位に表示されれば、何もしなくても、お金をかけなくても莫大な集客が可能です。

なので資金力を持っている企業は、大金を投資してでも手に入れたいものなんです。

資金力のある企業は、優秀なライターを雇っていたり、記事の内容も蓄えた経験や知識を使って、より信頼性の高い記事を書くことができます。
しかも大量に。

じゃあ個人や小さな企業は太刀打ちできないのか、、、?

できます。ただ、簡単ではないですが。
そしてコツはあります。
(Googleの評価基準は曖昧なので絶対はありませんが)
一つの施策を紹介します。

隙間のキーワードを狙う

Googleは「キーワード毎」に評価をしています。
どういうことかというと、

「京都 和菓子」というキーワードだったらこの順番で記事を表示させよう!
「筋肉 付け方」だったらこの記事が評価が高いから一番上に表示させよう!

といった具合に、キーワードごとに順位をつけているんです。

キーワードとは何でしょう?
キーワードとは、つまり、検索欄に書く言葉です。

二日酔いのときに、
二日酔い 治し方」と検索する方も多いと思います。
まさにその「二日酔い 治し方」がキーワードです。

でも、キーワードによって検索する人数は変わってくると思いませんか?

たとえば、今の時代だったら、
「副業 おすすめ」
というキーワードで検索する人はとても多いと思います。

しかし、
「バイオリン 作り方」
と検索する人は、それに比べて少ないと思いませんか?

この数を検索ボリュームと言います。
検索ボリュームが多いキーワードと、検索ボリュームが小さいキーワードがあるんです。

つまり、キーワードによってその検索ボリュームは大きく変わってくるんです。

大企業はその検索ボリュームが多いキーワードを狙って記事を書いています。
検索ボリュームが多ければ多いほど、当たり前ですがサイトにたくさんの人が観に来てくれるからですね。

大企業も、せっかくやるからには検索ボリュームが大きいキーワードを狙ってたくさんの人に見てもらいたいですからね。

じゃあ個人や小規模のサイトはどうしたらいいのか。

それは、検索ボリュームが小さいキーワードを狙えばいいんです。
つまり、大手がまだ狙っていない隙間を狙うということ。

例えば、
よくある手法で、
地域名を入れるという方法があります。

(どこに入れるの???という疑問があると思うので後ほどそれについて解説しますね。)

例えば、
「東京都 レストラン」
って調べる人は多いですよね。

つまり、そのキーワードは検索ボリュームが多く、
そのキーワードで上位に表示されれば多くのアクセスが見込めます。

しかし、こうだとどうでしょう?
「〇〇市 レストラン」
「〇〇町 レストラン」

かなり絞られていますよね。

もちろん、そうやって絞ると検索する人も少なくなりますが、
大手が狙っていないので必然的に競争率が低くなります。

つまり、椅子取りゲームの難易度が下がります。

絞ることで、上位に表示させやすくなるということです。

そうやって競争が激しくないキーワードを探して、そこを狙うと小規模のサイトでも上位に表示されることがあります。

もちろん、絞りすぎて誰も検索しないようなキーワードを狙うのはやめましょう。上位に表示されても、誰も検索しなければ意味がないので注意が必要です。

ある程度検索ボリュームがあって、かつ大きすぎないキーワードを見つけるのがコツです。

具体的に何をすればいいの?

専門的な施策を書くと混乱すると思うので、今回はわかりやすさ重視で解説しますね!

できることは大きく分けて2種類に分けられます。
①Webサイトの設定
②コンテンツ作成

①Webサイトの設定

こちらはWebサイトを作るときにできる工夫です。
Googleはサイトを評価すると言いましたが、記事だけではなくサイトの作り方も評価の対象になるのです。

綺麗な作り方になっているか。表面上ではできない設定やプログラミングの書き方など、普段目に見えない部分でも評価されています。

こちらは専門的な分野になってしまうので今回は省略しますが、もしあなたがホームページの制作を依頼するときはそちらも確認するようにしましょう。

②コンテンツ

コンテンツ、つまり記事の質や量についてです。
こちらは見える部分。
これからサイトを運営していく方ができる施策です。

Googleにいいサイトだと思われるにはどんなコンテンツを作ればいいのでしょう?

まず考えて欲しいのですが、
あなたが
「いいサイトだ!」
「いい記事だった!」

と思うものはどんなものでしょう?

・たくさんのコンテンツがあり、いろいろな情報を知ることができるサイト
・一つの記事で情報が網羅されていて有益
・わかりやすくて読みやすい文章
・専門家が書いていて信頼できる

こんな感じでしょうか。
実はGoogleはそんな記事やサイトを評価します。

一昔前までは、評価システムがそこまで発達しておらず、適当な記事でもたくさん書けば上位に表示させられるという時代もありました。(なんなら裏技でルールギリギリのことをすれば簡単に上位に上げられるみたいなこともありました。)

しかし、今現在は評価するシステムも有能になり、誰が見ても有益なサイト・記事でなければ評価されなくなってしまいました。

読む人が有益だと思う記事。それを積み重ねていかなければいけません。

なのでSEOは労力と時間がかかるのです。

しかも、渾身の一つの記事を書いたとして、それがしっかりと評価されるにはタイムラグがあります。
大体3ヶ月程度と言われています。

キーワードを入れよう

先ほど説明した「キーワードを入れる」とはどういうことか解説します。

記事を作るときに、記事内にキーワードを入れて記事を書くと、Googleは「このキーワードの記事なんだな」と理解してくれます。
結果、そのキーワードで検索した人に表示させるのです。

具体例を出して説明します。

「インスタ映え スポット 東京」
というキーワードでSEOしたい場合、

まず記事のタイトルは、
「東京のインスタ映えスポット20選」
というタイトルにします。(あくまで例です)

タイトルはとても重要で評価されるポイントなのでキーワードを使ったタイトルにします。

そしたら記事の中に、
「インスタ映え スポット 東京」
の単語を入れていく。

そうすると、Googleは、
この記事は「インスタ映え スポット 東京」の記事なんだ!と理解してくれて、「インスタ映え スポット 東京」と検索したときに表示させてくれる。といった具合です。

もちろん、闇雲にキーワードをたくさん入れればいいというわけではありません。
記事の内容をしっかりと有益で読みやすいものにしなければ評価されません。
必然的にある程度ボリュームのある記事を書くことになるかと思います。

時間をかけてコツコツと

労力と時間はかかりますが、しっかりと積み重ねていけば検索上位を狙えるのがSEOです。

検索上位に載せてしまえば、24時間無料の広告を出しているのと同じことになり、企業ですとかなりの集客を見込めることになります。

何よりも、新規のお客さんがお客さんの方から探しに来てくれるということ自体がWebの凄さだと僕は思います。

お客さん自身が求めている状態なわけですから、お店や企業からしたらありがたいですよね。

労力はかかりますが、それをしてでも僕はSEOはやる価値があると思います。

まとめ

1、検索結果はいい記事順
2、サイトはGoogleが評価している
3、SEOは椅子取りゲーム
4、隙間キーワードを狙う
5、コンテンツを充実させて質の高いサイトにしよう
6、時間をかけてコツコツと
7、労力はかかるが価値がある

ここまで読んでくださりありがとうございました。
巷のSEOの記事や説明を読んでも、
「初心者の方はわかりにくいだろうなぁ」
と思っていたので、改めて僕なりに初心者でもわかりやすい解説を書いてみた次第です。

ぜひ感想をお待ちしております!
以上!
フリーランスWebデザイナーの菅原勇太


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