広告デザイン ソウル編01
こんにちはデザインハウス、シンゴ先生です。
本日の話はソウル広告デザイン編のお話。
時系列で行くとロンドンよりだいぶ後の話になりますが、ソウルの広告デザイン会社にいた時のお話を少し、しようかと思います。
ちょうど10年前、チャンスがあって韓国のデザイン会社で2年ちょっと働いた事がありました。
主に広告、都市ブランディング、BI、CI、
パッケージデザインなどをやらせていただきました。
今のわたしのデザインの軸を作ったのは間違いなく
ソウルでの経験によるものです。
今では世界で活躍するBTSなどの世界的アーティストも増え、韓国はいつの間にか世界をリードする
コンテンツ大国に成長しました。
わたしが韓国に行く頃もミュージックビデオやパッケージデザインなどのレベルは非常に高いものでした。
ソウルのデザイン会社での経験って普通ちょっと実感湧きませんよね。簡単に言うとタフで休みが少なく、
毎日タクシーで帰るくらい働きました(笑)
分かりやすく言うとNiziUやプデュの研修生のような毎日です。キツかったけれど、同じ韓国のデザイナーの仲間達にはとても助けられました。
ソウルで生活していて、街やwebデザインで面白いと感じた事、それはITと連動したサービスや動的なものが多い事でした。
ITと連動したサービスでは、
駅の広告でこんなものがありました。
駅中広告
https://one-project.biz/2013/06/06/homeplus-supermarket2.html
地下鉄のホームの待ち時間に
QRコードで商品が買えちゃうという、
携帯連動型のショッピング広告です。
最初は何これ!?と衝撃を受けたのを覚えてます。
また別の角度から、Webなどを含む韓国の広告は
基本少し動きのあるものが多い印象。日本はそれに比べると静寂と言うかそれが和の心得なのか、
普遍的な物を好む傾向にあることを、
逆に気付かされました。
韓国のwebサイトなど実際、調べてみたら
最近は以前よりは動的なものが減ってるなと感じました。おそらくスマホやタブレットで見ることが現在の流行りなのでしょうか?
もしくはそれが現代のスタンダードなのでしょうか?
webデザイン参考サイト
https://www.dbcut.com/bbs/index.php
またこう言うサイトもあります
https://1guu.jp/category/language/asia/
毎日IT x 動的な表現に溢れた日常を送っているからこそ、韓国発の広告やK-POPのミュージックビデオは色鮮やかで、真新しい雰囲気が多いのかなと感じます。
何を見るか、どう生活するかは少なくとも
わたしたちのクリエイティブに影響を与えると思います。
どこで何を積むのかは人それぞれで、その経験の掛け算の中で、新しいアイデアやサービスが生み出されるのかなと、特にその時代に感じました。