福岡アジア美術館で江口寿史展
福岡アジア美術館で江口寿史展へ。高校時代の仲良しと一緒に。一緒に月カドとかよく読んでたな。江口先生、大好きです。
早めに行きましたが、開場前から長蛇の列!年齢層は私たちと同じ50代くらいのお客さんが多く、圧倒的に男性が多かったです。
江口先生といえば、かわいい女の子を描く天才だと思いますが、みんな透明感があって、かわいいけど、あまりニコニコしてないし、セクシーさを強調しているわけではない、とても自然です。そういうところが好きなのかも。
画力がすごい人は世の中にたくさんいますが、江口先生が素晴らしいのは、その瞬間の切り取り方だと思いました。その切り取り方と、表現・見せ方が、上手くいえないけど、甘酸っぱいのです。青春。女の子に対する情景のような。
そしてとにかくおしゃれ。ダサさがひとかけらもない。全てが洗練されています。
今日と明日はライブドローイングで、大きなパネルに絵を描くところが見れます。なんと無料です。私は今日見てきました。
描くときは、相当動いていらっしゃいました。描いては離れ、描いては離れ。遠くから見て俯瞰し、バランスをとりながら進めるのです。その回数がすごく多い。そして黒い極太のマッキーでサッサッと線を書き込んでいきます。
「みなさまが見たいものを描いている」と言われていました。
マンガ界ではすでに巨匠のような方ですけど、気さくな雰囲気で和やかな感じで進んでいました。
長年の憧れの方の作品を、ライブドローイングを見ることができて、最高でした!行きがけにはずっと岡村ちゃんを聞いていました。