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【ときほぐす:#076】私は何を実現するか
兵庫県神戸市を拠点に活動しております「まじわるデザイン」代表の戸田裕之です。
「ムダをなくしたいだけ」です。
私は、事業を開発し、成長させるためのお手伝いをしています。その実現のために大切にしていることは、お手伝いの相手になる方々に、「学習する組織」であり続けていただくことです。
企業、各種団体さらには個人であっても組織としてとらえていますし、何かを実現するためには、なんらかの形でどなたかといっしょにやることになるでしょうからそれもひっくるめて「組織」。
お手伝いの最初には、こんな資料を使って、学習する組織の考え方について紹介をします。
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センゲさんの考えでは、学習する組織の実現には、3つの力/5 つのマスタリーが必要とされています。
私は、これを、具体的な行動につなげやすいように、3つの方法に言いかえています。
➀良いチームづくり
②良い計画づくり
③良いシステムづくり
良いチームづくりでは、メンバ全員が持っている以上の能力を発揮することができるような基盤をつくります。
ここは、日本チームビルディング協会の考え方を取り入れて、メンバ間の信頼醸成によって行動促進を加速するためのお手伝いをしています。
良い計画づくりでは、ビジョンを明確化して共有し、さらに、ビジョン実現のための最適な道筋を決めるためのお手伝いをしています。
ビジョンは書いただけでは絵に描いたもちです。実現のためには、行動につながるように適切な項目に分解して、時間軸に割り当てしていくことが必要です。その組織の状況にあわせて工夫をすれば、楽に実現できる可能性があります。
良いシステムづくりでは、メンバ全員が必要な行動を効率よく実施できるようにするためのしくみを作り、実現したしくみを継続的に改善するお手伝いをしています。
ここは、システム思考に加えて、ワークデザインの考え方に基づくシステム設計の考え方を応用しています。
世の中のためになる新しい事業を起こす、始めた事業を成長させることをお望みの方で、何か足らないパーツがあると感じておられたら、お役に立つことができるかもしれません。
写真は、陽光まぶしい愛媛県宇和島港の様子。港は被写体として魅力あります。
===誰一人取り残さない===