コーヒーの実は甘い!
ルワンダの2日目は、フイエ (HUYE)の街に向かった。
キガリ(KIGALI)市内のニャブゴゴ(Nabugogo)のバス停から、約3時間バスで移動したところに「フイエ」はある。
ガイドブックによると、ここには有名な「コーヒー農園」があり見学もさせてくれるとのこと。
JICAに勤める友人が勧めていたこともありこの街には来ようと思っていた。
バス停には大型バスと中型バスがずらっと並んでいた。ここからは、ケニアやウガンダなど、国境を越える国際バスも出発する。結構な賑わい。
バスの出発までには1時間近くあったので、露天でサモサを購入。今日の朝食だ。この中に、ゆで卵が2個も入って、かなりのボリューム。
車窓からの景色は田舎町で緑がいっぱい。
大型のバスに何度か抜かされながら、約3時間でHUYEのバス停に到着。
バイクタクシーを捕まえて、事前にメールで予約したコーヒー農園へと足を運んだ。
「フイエ」 には2015年上映の「A film about coffee」に登場する、「Huye Mountain Coffee(フイエ・マウンテン・コーヒー)」があって、同社の企画するコーヒーツアーがある。
30USDでコーヒーの木が植樹された山から、生のコーヒー豆(コーヒーチェリー)を乾燥させ、皮を剥く施設など僕らがお店で売っている茶色の(ローストされた、)コーヒー豆になるまでを丁寧に説明してくれる。
コーヒーは赤い豆を食べた山羊が異様に元気になったことがきっかけで、人間が口にするようになったとか。
ガイドさんがコーヒーの歴史から丁寧に教えてくれた。
木になるコーヒーチェリーを口に含むと水々しく。甘い!
自分のコーヒーに対して持っていた、苦味だけの印象が打ち砕かれた。
コーヒーチェリーの収穫は3月〜6月が最盛期。
ここHUYEの標高は1900mと高いために美味しい豆ができるそうです。(酸素濃度が低い方が美味しい豆がとれると言っていました。)
ここフイエマウンテンコーヒー社の他の地域からも、たくさんのコーヒーチェリーが集まってきます。
まずは、青色の水槽に溜められ洗浄です。
収穫後のチェリーは発酵が進まないように、その日のうちに処理をしなければならないとのこと。その為、繁忙期は徹夜で作業する日もあるそうです。
コーヒーは中の実の大きさ(重量)によって、グレードが変わるそうです。
ここでは、たくさんの人々が働いておりフェアトレードで安定的な収入が得られるとのこと。
また、JICAのおかげでコーヒーツーリズムを導入。
観光収益も増えているようにお話を聞きました。
ここで、陰干しをゆっくりすることで甘みや風味が増す。水分を均一にすることで品質も安定させているとのこと。
ここのコーヒーは大手の喫茶店「上島コーヒー」も御用達。毎年バイヤー(日本人)がこちらにやってくるとのこと。
多くの日本人がこの地を訪れていることにガイドさんは、感謝されていました。
ツアー終了後はガイドさんを誘ってランチへ。現地の食事(Local food)を食べたいというと、美味しい店があると紹介をしてもらった。
HUYE MOUNTAIN COFEE(フイエ・マウンテン・コーヒー)の農園ツアーはオススメです。
事前に要予約。ツアーは10:00amと14:00pmの1日に2回です。
HUYEから車で30〜40分のところにある「ルワンダ国立民族博物館」や「ムランビ虐殺記念館」にも足を運ぶならば、午前中のツアーへの参加が必須。
友人は「ブタレ大聖堂」のゴスペルを見て感激した・・という話も聞きました。色々と見どころ満載の街でした。
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