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絶対あかん!有料素材の無断使用
「前の会社の人に任せていたから……」
リニューアルを請け負ったサイト。
使用している画像の9割にウォーターマークがついたままでした。
クライアントは知らなかったかもしれません。しかし責任はサイトの所有者なのです。
アンビリーバボーすぎる。非常識です。恥です。絶対やめて欲しいです。
なぜ私がここまで言うのか。それは、私が経験者だからです。
ある画像販売サイトから、私のクライアントが
「この画像は無断利用です。ご連絡ください。」
と警告を受けました。
クライアントは慌てて私に連絡をくれました。
そして私はそれを聞いてびっくりしました。
一体どの画像?
もしかしたらカンプのまま購入画像と入れ替えずにUPしてしまった?
とりあえずチェック用にカンプ画像を入れて仮アップ、なんてこともあるので、もしかしたらそれかな?と思っていたのですが、そうではなかったのです。
私の確認漏れがミスを招き、その責任を取ることになった
私が使用していた画像はどこかのサイトから商用利用可の無料素材として配布されていたものでした。
素材販売会社によれば「使用期限付きで販売されている画像を第三者が無断で二次配布した画像」ということでした。
なぜそれがわかったのかというと、その画像を購入した場合、使用するサイトのサイトのURLを申告するというルールがあったのに、それ以外のサイトで使われていたということ。そして私はそんなことを知らずにダウンロードし、その画像をリネームせずに使っていました。
これらのことから無断使用ということが発覚したと、伝えられました。
このケースは私が画像を選んだのでクライアントには一切の責任はありません。すべて私の確認ミスが招いた結果でした。
素材販売会社の方はとても丁寧に事情を聴いてくださいました。そして本来ならば使用期間中の使用料を全額支払うべきところを、悪意や故意ではなかったということで、本来の使用期間を短くしてくれました。そして当然ですが、過失責任は私にあるのでその使用料は全て私が支払いをしました。
配布先がわからない画像は絶対使ってはいけない
それ以後、私はクライアントから提供された画像は必ず「配布先」のURLを提示してもらい、その配布元のルールを確認することにしています。
なので今回のクライアントにはその事情を伝え、急いで別画像に差し替えました。
そしてこのようなケース以外にも絶対使ってはいけない画像があります。
それは「許可を得ていない画像」です。
よくあるのが
街中で何気なく写した写真に見ず知らずの第三者が写っている
自分の子どもと一緒に他人の子どもが写っている
家の表札
車のナンバー
こういったものを許可なくサイトにアップロードすると肖像権侵害やプライバシーの侵害になります。
プロならついうっかり……では許されないこと。
私の失敗を教訓にして頂けると嬉しいです。
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