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Webデザイナーのどうでもいい話#8起業したけど仕事をもらうのは大変やってんその1

時は1998年。Web黄金時代。猫も杓子もホームページ開設!
パソコンとセットで売られまくっていた時代。
当時はフリーランスとは言わず、在宅SOHOなんて言い方で、自宅ワークをする方も増えていました。

経験もない、スキルもない。
ノートパソコン1台を持っていて、タイピングができるだけ。
HTMLは直接書くこともできず、Frontpageというマイクロソフトの無料ツールだけ。

今思えばこんな状態で仕事なんてもらえるわけない。
今みたいにSNSは無く、あるのはメーリングリストと掲示板。
そこで在宅ワークの先輩方に教えてもらいながらスキルアップ。
しかしなかなか応募しても仕事はもらえず。データ入力などWebとは違う仕事をする日々。ダミーでサイトを作って、サンプルとしてアップする。
実績をどうにかしたいと思い、部分的な仕事をさせていただいたり。
私みたいなクソ素人の出る幕はないと思いつつも、時代の流れは、猫の手も借りたいWeb業界。きっと私のような物にも仕事をくれる代理店はある!そう信じて応募を続けました。
本当に何もなくて「アダルト系」のサイトの作成もやりました。(笑)

何が何でも在宅Webデザイナーになる!

ただその思いだけで仕事を探し続け、採用されるように勉強しました。
毎日色々応募していると、ある時、テンプレートに原稿を入れるだけというシンプルな作業を奇跡的に受注できました。

しかし、ブームはいずれ終わるんです。
潮が引くように、Webの黄金時代は終わり採用してくれた会社も倒産になりました。

またWeb難民か?と思っていた時、自分のスキルだけでは良い仕事はもらえないことがわかりました。
在宅SOHOの方と交流をしているうちに、グループワークという方法を知り、スキルのある在宅ワーカーを求人募集し、あらゆる求人に応募しまくり、案件を受注しまくりました。(笑)

そしてようやく「起業」という形でスタートしたのが2000年でした。

そして私の「働き方」にたどり着くまで時間がかかっているので、そのあたりのことは次に書いてみようと思います。
次のテーマは#8起業したけど仕事をもらうのは大変やってんその2
ということでお届けしようと思います。

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