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デザイナーならではのチームビルディング。気になることを持ち寄ってディスカッションしよう
こんにちは、シナジーマーケティングの板野です。
今回は、当社のクリエイティブデザインチームが定期的に開催している共有会で紹介された内容をお届けします。
なにをやっているのか
毎週の週次定例ミーティングで各メンバーが担当する案件の進捗を共有した後、交代制で定例会の司会が、その時に気になったこと、トレンド、使ってよかったものを持ち寄ってメンバーに話しています。
なんのために
トレンドキャッチアップ
日進月歩のITネタを一人で追うのは偏りがちだし、業務に追われていると難しい。そんなときに、メンバーで持ち寄ることで忙しい環境でも新たな知見に触れることができます。
メンバー間の理解
なぜ興味深いと思ったかを語ってもらうことによって、物事に対する見方を知ることができます。
メンバーが紹介したコンテンツ
ここからは、メンバーが紹介した内容をピックアップしてご紹介します。
「Lobsterr」
UIデザイナーの若松さんは、「Lobsterr」というメディアを紹介してくれました。
『Lobsterr Letter』は、世界中のメディアから「変化の種」をキュレートするウィークリーニュースレターです。
コンパクトな文量で、ロングスパンの視座を。皮肉や批判よりも、分析と考察を。ファストフードのようなニュースではなく、心と頭の栄養となるようなインサイトを。
時代の主流ではなく、傍流──すなわち未来の主流になるかもしれないもの──に光を当てながら、これからのビジネスやカルチャーについて考えるきっかけをお届けします。
共有会で紹介してもらったきっかけから私もこのニュースレターを購読するようになりました。
独自の着眼点で選ばれた世界のニュースを知ることがとても楽しみで、毎週欠かさず読むようになりました。
コンテンツの中に皮肉や冷笑的な視点がないので、心穏やかに読むことができます。
グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」
こちらはデザイナーの田端さんが共有してくれました。
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当社の地方創生事業「FAVTOWN」は、2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
(クリエイティブデザインチームの瀬戸さんと田端さんがWEB/グラフィックデザインを担当しています。)
そして2024年度のグッドデザイン賞受賞展に行かれた際に、印象的だったプロジェクトを共有してくれました。
受賞展の詳細はこちらから:
ピックアップして共有いただいた中でも、個人的には特に以下が印象的でした。
ブランドパーパス名刺
富士フイルム株式会社様
ブランドらしさ、ブランドパーパスが伝わるとても良いアイテムだと思いました。
遊具研究プロジェクト
RESILIENCE PLAYGROUND プロジェクト
障がいの有無を問わずにみんなが遊べる遊具
株式会社ジャクエツ様
どんな子どもたちの間にも分断のない環境を作るという志、素晴らしいですね…!
次世代型 回転寿司注文システム
デジロー (デジタル スシロービジョン)
株式会社FOOD & LIFE COMPANIES様 / 株式会社あきんどスシロー様 / アクセンチュア株式会社様 / 株式会社 寺岡精工様
回転寿司のレーンを再現して、遊び心溢れる機能を盛り込んだ次世代ディスプレイ。実際に体験したくなったので、チームメンバーで搭載店舗に足を運んでUXを体験しに行きました。
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音楽生成AI①「Suno AI」
AI関連の話題も多め。
音楽が好きなメンバーも多く、音楽生成AIについてもよくトピックに挙がります。
デザイナーの瀬戸さんからは、「Suno AI」について紹介していただきました。
SunoAIは、シンプルな操作でテキストから音楽を生成できるツールです。最新のバージョン3では、無料ユーザーでも高度な機能を使用可能。生成速度の向上、楽曲のバリエーション拡大など、さまざまなアップデートが行われました。
自分が好きなジャンルのトラックを生成して聴いてみたところ、もれなく名曲。とのこと。
最近のアップデートで音質も向上したそうです。
音楽生成AI②「SOUNDRAW」
私からは「SOUNDRAW」をご紹介。
「SOUNDRAW」はジャンル・気分・テーマを選択してトラックを生成でき、
メロディーやベースなどを細かく調整もできます。DJになった気分でトラック編集を楽しめます。
UIが黒を基調としていて、スタイリッシュなのもカッコいいです。
AI音楽分野の発展により今後の音楽の在り方についてはポジティブ・ネガティブ両面から考えさせられますが、アーティストが作詞作曲した音楽と生成されたAIの役割の違いは明確で、アーティスト性の価値はむしろ色濃くなっていくと思います。
「マンダラチャート」
デザイナーの北村さんからは、今をときめく大谷選手が目標達成に使用した「マンダラチャート」に関する紹介がありました。
大谷選手が目標の視覚化と追跡のために作成したチャートは、具体的な目標を8つに分解し、それぞれに対してさらに詳細な目標や行動計画を設定する方法で、自分の成長を管理していました。このチャートの中心には「ドラフト1位で指名される」という目標を置き、周りに「球速を上げる」「体力をつける」「人間性を高める」などの細かい目標を設定していました。
北村さんは実際にマンダラチャートを作成し、目標管理を進めているそうです!(見習わなければ…!)
大谷選手作成のマンダラチャートの個人的に印象的だった点は、高校生の時点で実力を高めるためには運も必要で、その運を高めるための行動を細分化していたことです。本当にすごいですね。
さいごに
共有会では、メンバー各人が自身の興味や経験を基に様々なトピックを紹介し、互いに新たな知見や視点を得ることができています。
日々の忙しい業務の中でも、こうしてトレンドや新しいツールをシェアし合うことで自己研鑽を続け、チーム全体の成長にもつながっています。
この記事を通じて、皆さんにも少しでも新しい発見やインスピレーションが届けられれば幸いです。今後も引き続き、最新の情報や気になるトピックを共有していきますので、ぜひお楽しみに!