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離れられないひと

何度も何度も諦めようとしてみたり、

何度も何度も「こんな自分が居てもいいんだよ」と自分を認め、受け入れても、

「あなたが居ても居なくてもぼくは大丈夫」とは心底思えないんだよなぁ。

だって、朝目を覚ますときみの事を想ってしまうし…

仕事に行けばそこにはきみが目の前に居て、

忙しそうに動き回ってて、

目を合わせてもすぐ目が合わなくなる。

すれ違う時もきみはうつむいて早足で去っていく。

…ぼくも避けてしまったからかな?

ただきみと話をして確かめたいだけなのに、

どこでかけ違えたのかな…?

「きみはぼくなの?」

「ねえ、双子の魂って知ってる?」

確かめたいよ。きみのこと。ぼくのこと。

きみに触れてもう一度確かめたい。

きみはぼくなのか。

ぼくはきみなのか。

そして、ぼくらが向かう先にあるのは
美しい地球の未来に繋がっているのか。

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