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0から1を生み出し、その先のこれからへ

 0から1が生み出されると聞いて、私が思い出すのは日本プロ野球からメジャーリーグに挑戦した事実上の先駆者である野茂英雄さんです。彼が扉を開いた先に、幾人もの日本人がメジャーリーグでプレイし、今大活躍の大谷翔平選手がいることを思うと、0から1の可能性は計り知れません。

 そして、わたしも0から1に挑戦しています。

 わたしが30年間つくば市住んでいて、車椅子ユーザーの議員は誰もいませんでした。聞くところによると、それまでもいなかったようです。

 いなかった理由はさまざまあるでしょうが、わたしはつくば市に車椅子ユーザーの議員、障害がある議員はいた方がいいと思います。それは、つくば市の中で、障害がある人が生活しているからです。

 生活していれば、誰でも困りごとを抱えていたり、課題を解決したいと思っていると思います。障害があるわたしがそうですから、障害があるとなおさらです。例えば、バリアフーのこと、就労のこと、介護のこと、子育てのこともあります。

 そして、それらの課題は個人で解決できることもあれば、社会的な課題であり、政治的に、政策的にしか解決できないことがあります。例えば、交流センターに階段しかなく利用できないということは、個人では解決が難しいです。それは政策としてバリアフリー化を進めることでしか解決できません。

 政策や事業、予算は基本的に市長が決めます。議会は、そのチェックをすることが重要な役割のひとつです。その役割を担う中に、車椅子ユーザーがいることで、ユーザーの視点で市長が進める政策や事業、予算に対して一般質問等でチェックし、修正を求められることは、とても重要なです。それは、多様な人が住めるつくば市にしていくためにです。

 これまでのつくば市が不十分だということではありません。というよりも、もう一歩進化したつくば市になるためにです。

 わたしは、つくば市議会に新たな0から1を生み出し、これからに踏み出したいと思い挑戦しています。


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