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UIUXデザイナーがグラフィックデザインの仕事を個人で受けての気づき

はじめまして!前にnoteを書いてた気がするのですが何故か消しちゃってたのでこれが初記事(?)ということなります。普段はUIUXデザイナーとして事業会社で働いていますが、個人でグラフィックデザインの仕事も受けている者です。

最近は自身の制作に集中するため控えめにしていますが、UIUXデザイナーで個人としてグラフィックデザインの仕事を受けている人は比較的少数派だと思うので、その経験から得た気づきをまとめてみます。

プライベートの制作で普段とは違うデザインに挑戦してみたい方の参考になれば幸いです!

どんな仕事を受けているの?

同人誌・VTuberさん関連などオタク文化のためのグラフィックデザインを中心に依頼頂くことが多いです。別名義での活動になるので、参考までに個人で作ったデザインの一部を紹介します。振り返ってみると、合計30件ほどになってました。感謝。

表紙・カバー画像など
作品・名前ロゴなど

個人でデザインを受けていて良かったこと

1. 意匠の引き出しが増える

特に自社のUIをデザインしている人は、サービスに狭く深く関われる反面、デザインの幅を広げたいという葛藤を感じている方も多いかもしれません。個人の仕事は基本的にスポット案件なので、様々なデザインに触れられて良い刺激になります。

僕の場合、専門はUIデザインですが、サービスに関わるグラフィックデザインやUIの一部として使用する装飾的な要素も自分で作りたいので、個人制作は表現力を磨く絶好の機会として活用しています。

UIはロジカルな思考が求められる場面が多いものの、理論だけで構成すると味気ない体験になってしまいます。そのため、感性を活かしたインプット/アウトプットの時間も大切にしたいですね。

2. 興味ある分野の仕事ができて楽しい

僕の場合は同人関連のデザインに興味があったので、同人誌の装丁やドラマCDのロゴデザインを中心に受けていました。作ったデザインが作家さんのモチベーションや注目度向上に貢献し、活動の応援になれることが何より嬉しいですね。

関わること自体が刺激になるような、興味のあるジャンルに挑戦することをお勧めします。また、普段の本業では出会えない方々と協働できる点でも良い経験になります。プライベートな時間を使って取り組むので、楽しくないと続かないですし。

UIデザインに活かせるの?

正直なところ「UIデザイン」だけを見ると直接的な関係は薄いです。今はUIに注力したい方は、素直にUIのスキルアップに時間を使ったほうが良いかと。苦手な人は意匠の部分は分業もできることもあるので。

ただ、UIUXデザイナーの役割が拡大していく中で、画一的なスキルセットにこだわるよりも、多様な個性を持つUIUXデザイナーがいても良いと考えています。実際、僕もUIUXデザイナーという肩書きですが、UIデザイン以外の業務にもそこそこ時間を割いています。

もし自身のキャリアを考えた時に、サービスのクリエイティブ面に関わるスキルを磨きたいと感じる方は、個人でグラフィックデザインに挑戦してみることをお勧めします!

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