ライトファストで描くレッサーパンダ: アリス・ヒバート
私は動物を描くのが好きなので、ダーウェントのライトファストを使って、可愛らしいレッサーパンダを描くことにしました。
使用した材料
ホワイトのゲルペン
マスキングテープまたは和紙テープ
プロセス
輪郭を描く
絵を描くときは、まずグラフィックペンシルの2Hで軽く下書きをします。
このとき、あまり強く押し過ぎると、紙が凹んでしまうので注意が必要です。
この作品では、和紙テープで白い縁取りをしています。
目の描写
動物を描くときは、まず目から描き始めます。
まず、「ブラック」と「ミッドナイトブラック」で目の輪郭を描き、「ミッドウルトラマリン」と「ライトアクア」で目頭に青味を加え、更に「マーズブラック」で輪郭を描きました。
4枚目の写真では、「チョコレート」で瞳孔を描き、「ヴァンダイクブラウン」で虹彩を円運動でブレンド、他の色と重ね合わせて滑らかに仕上げています。
最後にゲルペンで白のハイライトを入れ、下のまぶたを描いて完成。
赤い毛皮の描き方
毛皮を描くときは、参考にした色をよく見ることが大切です。
この部分は、毛並みに沿って、鉛筆の細い線で濃い色から薄い色のグラデーションをつけています。
使用した色は、「ブルーバイオレット」、「チェリーレッド」、「メルロー」、「マーズオレンジ」です。
これらの色を敷き詰めたら、色を重ねて毛並みに密度を持たせ、焼き色をつけるという作業を繰り返した。
鼻を描く
鼻を描く時も、目と同じように円を描くように暈し、青の色調を均等にし、滑らかに仕上げます。
最後に、白のゲルペンで小さな白い点を描き、質感と少し光沢のある外観を作ります。
白い毛皮の描き方
白い毛は、毛の色の中でも特に描きにくい色ですが、一番大事なのは、いろいろな色を選ぶことです。写真のように、意外と使わない色も入れています。黄色と青色は、毛並みに奥行きを出し、立体感を出すのに役立ちます。また、グレーの色調も重要です。ここでは、「ウォームグレー」、「グラナイト」、「プラチナ」、「ムーンストーン」、「ブラック」も使っています。
8つの秘訣
ダーウェントのスーパーポイントマニュアルシャープナーを使い、細かい毛並みをシャープに仕上げる。
参考文献の毛並みの方向に従う。
色鉛筆箇所には時間をかける。この作品に費やした時間は16時間半。
参考にした色に細心の注意を払う。
ひげや明るいハイライトは、白いゲルペンを使って目立たせる。
背景は、ソフトパステルを使って、コントラストをはっきりさせる。
手で描いている作品が汚れないように、手の下に紙を敷いておく。
最初の数層は軽い力で毛並みを整え、徐々に毛並みを整えてバーニッシュ仕上げにする。
本稿でレッサーパンダの作品をブログに提供して下さったアリスさんに感謝申し上げます。