見出し画像

DERTA JAM with BEECL vol.19 イベントレポート


「広義のデザイン」をテーマにした勉強会&交流会イベント「DERTA JAM with BEECL」。2024年1月13日(土)の開催で第19回をむかえました。

イベント概要・スケジュールは下記を参照ください。


当日の様子

今回の参加者は31名。そのうち社会人24名、学生7名。今月はデザイナーさんや、県外のスタートアップ企業の方、小学生など多様な方々にご参加いただきました普段関わる機会が少ない異業種の方々、全く違う年代の方々との交流により、会場内の様々な場所でトークの盛り上がる様子が見受けられました。🥰

場所はJR新潟駅直結の商業施設「CoCoLo南館」1F MOYORe: ホール。イベント開催にあたり、Cafe & BAR Sea Point YORIMICHIさんから料理の説明をいただきました。

この日は、DERTA JAM with BEECL・Sea Point NIIGATAさん・MOYORe:さんとの合同新年会があり、1日を通してイベントが盛りだくさんでした!

本日のファシリテーター

今回のファシリテーターはまなてぃさんとつきのこさん。この2人より、イベントの概要やルール説明が行われます。まなてぃさんの役者経験で養われた発声と上手な場づくり、つきのこさんの冷静で的確なファシリで、会場内は大盛り上がりでした😆

本日のアイスブレイク

イベント説明のあとは、恒例のアイスブレイクタイム。
今回のアイスブレイクは、『積み木式自己紹介』です!自己紹介のテーマの難易度が高めで付け足す内容が多かったので、最後の人は覚えるのが大変!苦戦しながらもお互いのことをよく知れる、楽しいアイスブレイクでした💪

LTスピーカー、LT内容紹介
アイスブレイクが終わったら、イベントの1番のお楽しみ、LTの時間です!
※LT:ライトニングトークの略。短いプレゼンのこと。

運営メンバーのなかはなさんが書いてくれたグラレコとともに、当日のLTについて紹介していきます。

今回は、おなじみの武田さんや、MOYORe:のコミュニティマネージャーをされている原田さん、最近新しくグラレココミュニティを立ち上げられた小林さんの3名をお招きしました。

DERTA JAMは通常、「スピーカーによるLT(10分)→参加者同士でLTについての意見交換・スピーカーへのQ&A(10分)→交流会(20分)」を3セット繰り返し進行します。
「参加者同士が主体的にデザインについて語れる場」にしたいと思っているので、スピーカーの話は10分と短めに設定し、交流会の時間を大切にしています。
「スピーカーの方の話をもっと話を聞きたい!」という方、ご安心を!交流会にて、スピーカーの方と直接お話をすることもできますよ◎

LT①:(株)MGNET/BEECL所長 武田修美氏

LTテーマは、【レッツブランディング】✊

武田さんはブランドを、「常に進化する事業資産」と定義しています。
ブランドの構成要素として重要なことは、識別性・差別性・価値の3つだそう。

ブランディングとは、「情報の最適化」。ブランディングを行うことで、そのブランドの価値を最大化させることができるとおっしゃっていました。
ブランディングというと企業が取り組むイメージですが、私たち個人もブランディングを考えることが大切だというお話が特に印象的でした。「私らしさ」とは何かを、考えていきたいですね✨

LT②:株式会社リビタ MOYORe:コミュニケーションマネージャー 原田 智子氏

LTテーマは、【場のデザインを分解する】🔧

原田さんからは、ご自身がコミュニケーションマネージャーを務める新潟駅中のシェアスペースMOYORe:の「場のデザイン」についてのお話をしていただきました。

MOYORe:を運用するにあたって初めに決めたミッションは、「車社会の新潟でも、電車に乗らない人を駅周辺に呼び込むこと」!
そのミッションを実現するために、すでに地域にある多様な個性を受け入れ、動くためのエネルギー源になり、飽きが来ない、まさに「炊きたての白いごはん」のような姿勢で地域と関わっていこうと定めたといいます。

「炊きたての白いごはん」をキーワードに地域と関わりながら、下記の3つのステップを踏んで今のMOYORe:はつくられました。
①新潟のローカルプレイヤーとディープな関係性をつくる
②ライトなコンテンツ企画で、ライトユーザーを呼び込む
③他県のローカルプレイヤーを呼び込み、新潟の価値を再定義。場のブランドを醸成する

これからは、すでにあるさまざまなコミュニティ同士をミックスさせて、さらに新たなつながりを生みたいとお話された原田さん。今後の展開も楽しみです🌟

LT③:新潟市役所都市政策部・NIIGATA GRAPHIC LAND)小林愛実氏

LTテーマは、【グラレココミュニティで目指すもの】✍️

2023年12月にグラレココミュニティ『NIIGATA GRAPHIC LAND』を立ち上げられた小林さん。今回は、グラレココミュニティで小林さんが目指すものについてお話いただきました。

グラレコとは、このイベントレポートにもあるように、絵で描く議事録のこと。
グラレコを描くうえで重要なポイントは、「要約力」と「瞬発力」だそうです。

小林さんがグラレココミュニティで目指したいことはズバリ、「分断を超え、豊かなコミュニケーションを育む土台作り」だそう。文字や言葉だけでは伝わりにくい場合でも、可愛らしいイラストやカラフルな文字で内容がまとめてあれば、興味を持ってくれる人も増えるかもしれない。「グラレコが無関心と分断を超える媒体になることを目指したい」という言葉に、とても感動しました!✨

当日の写真コーナー

登壇者のLT後には、LTに関連したトークテーマを提示していただき、それについて話し合う時間が設けられています。意見交換で出た意見の発表や登壇者の方への質問など、参加者の皆さんも積極的に発言されている姿が印象的でした。

参加者の声
ここからは、イベント後に行ったアンケートに寄せられたご感想等をご紹介します!

  • 参加理由

    • 前回参加した時にたくさんの出会いと学びがあったから。

    • 繋がりを作ったり、LTから勉強するため。

    • 新潟で活躍する面白い人たちに会いに行きたいと思ったから。

  • 感想

    • 空気感の作り方がとても上手でありがたかった。

    • 駅から近く場所も開催時間もよかった。

    • 登壇者からテーマの投げかけがあり、参加者の方と話しやすかった!

最初は一緒に来た人同士でお話している方が多かったのですが、時間が経つごとにはじめましての人同士でお話している方が増えているのを見ていて、イベントレポート担当としてみなさんがJAMを通して新しい繋がりを作られているのが分かり、とても嬉しかったです😊

次回イベント開催予定

次回イベントは2/10(土)15:00-18:00(受付開始14:30)。初の燕三条開催です!場所は「まちトープ」。
ご興味をお持ちの方は下記フォームからお申し込みください。
https://ddd-ng.connpass.com/event/307318/


運営メンバー、一同お待ちしております🌟

関連記事

DERTA JAM with BEECL運営チームは他にもこんな記事を執筆しています!ご興味のある方はご一読ください📕

DERTA JAM with BEECLとは?
👉DERTA JAMの概要や開催目的、今後の展望などについて書いています。

DERTA JAM with BEECL運営チームメンバー紹介
👉DERTA JAMは現在、もともと参加者だったメンバーとともにイベントの運営を行っています。メンバーたちは普段は違う会社や学校に所属していますが、それぞれの専門性を生かし、運営チームとしての活動を楽しんでいます。そんなみんなをご紹介します!


スポンサー募集

DERTA JAM with BEECLでは、「新潟に広義のデザインの考え方を浸透させ、デザイン人口の増加、より優秀なデザイン人材の育成、新規ビジネスを生み出すための新たな環境創出を目指す」という目的にご賛同いただける法人・個人スポンサーを募集いたします。

スポンサー枠としてご参加いただければ、最後の告知コーナーにて営利目的や求人目的の内容をお話しいただくことが可能です。(ただし、スポンサー枠でご参加いただいた方でも、告知コーナー外でのリクルート活動はお控えください。)
詳細はスポンサー募集要項をご参照ください。


▼レポート執筆担当:

みき / @mikik_09
福島県郡山市出身。新潟大学創生学部1年生。新潟の学生の背中をポンっと押すWebメディア<I'll(アイル)>のライターや、株式会社Pepoの広報インターン生として活動。2023年11月よりDERTA JAM運営メンバーに参加。

あや / @aya_0508_aya
新潟市秋葉区出身。美術学部卒業後、自動車メーカーに入社。その後美容企業にてカウンセラー、マネージャー職を経験し、出産を期に転職。東京のデザインコンサル会社に新潟市からフルリモートで秘書、広報として勤務。2023年、日経クロスウーマンアンバサダー就任。

▼グラレコ担当:

なかはな / @nakahana0127
DERTA JAM運営チームグラレコ担当。NPO法人みらいずworks所属。大学3年時よりみらいずworksインターンとして従事し、2023年4月より新卒で入社。「総合的な学習の時間」授業運営や対話をベースとしたワークショップ・オンラインイベント運営に携わる。
また、講演や会議を文字とイラストを用いて記録する「グラレコ(グラフィック・レコーディング)」を行う。