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短編小説

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#短編小説

現代昔話「」

「よし。もうひとつのアカウントは本音をぶちまけるものにするぞ。ひひひ。」

と、おこりんぼのばあさまはいいました。

そうしてさっそく、あたらしいSNSのアカウントをこさえては、【本音】と名付けました。

おこりんぼのばあさまは【本音】に書き込もうとありとあらゆる悪口を、打ち込んでは消し。打ち込んでは消しを繰り返しておりました。

ある日のことです。

おこりんぼばあさまは雷にうたれました。

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【短編小説】 ミカ

【短編小説】 ミカ

先生にきつく抱き寄せられた。

珈琲やたばこの入りまじったにおいがして、においだけは立派な大人だなぁと思った。

この先生、いじめられてるって相談したとき、だいじょぶだいじょぶ! って言ってた。それから幼なじみが容姿のことでからかわれてると相談したときも、気にしない気にしない! って言ってた。

でもこんなふうに全身で後悔するんだ。
死んだら。

死ななきゃ理解してくれないし、行動しなきゃ誰にも見

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