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集団の中でどう振る舞うか

人を「付き合える・付き合えない」で
判断する基準のひとつは、
その人が集団の中でどう振る舞っているか。
どんな立ち位置か。

「あなたは友人といる時、どんなキャラクターですか?」
「チームでいる時、どんな役割を担うことが多いですか?」
「あなたは周りの人からどんな人だと言われますか?」

これらの質問は就職活動の面接でもよく聞かれるものだ。
その人のことがよく分かる質問なのだろう。
だから私がいい感じになった人と付き合うかどうかを決める時、
その人が集団の中でどんな役回りなのかを気にするようにしているのは
あながち間違いではないだろう。

サシで会ってたら、そりゃ自分のいい面しか見せないに決まってる。
自分のダサいところ、自分勝手なところ、
マイナスになるようなことはあまりしない。
都合の悪い話は自分からしないだろう。

だからこそ、集団の中での振る舞いを見て
その人を評価するうえでの客観的な視点を持つことが大切だ。
サシじゃ見えてこなかったボロも、
友達といる時には出てくることもあるだろう。
いい意味でも悪い意味でも、
その人の意外な一面を知るチャンスだ。

私は異性とどれだけいい感じになったとしても
その人の友人関係が見えてこなかったら不安になる。
その人の周りにいる人が
どんな人なのか見えてこないとブレーキがかかる。
類は友を呼ぶというのは私の経験上本当だし
さらにその友の中でその人がどんな立ち位置なのかを
知ることも私にとっては大切なことなのだ。

ちなみに、集団での立ち位置でいうと
野球で例えるならキャッチャーみたいな人がいい。
ピッチャーの投げるどんな球でもしっかりと受け止め、
扇の要として全体を見渡す余裕もある。
自分は決して目立つタイプではないけど
チームに絶対に必要とされる存在。
あまりガツガツはしていないけど
包容力という点で他を圧倒するキャッチャーのような人が好きだ。
現実世界でいうと難しいけど
あまり主人公みたいな人は好きじゃない。
かといって、いつも誰かの後ろにくっついて
自分の意志では動けないような金魚の糞みたいな人も嫌だ。
塩梅が絶妙だけど、
わりと静かで地味な人が好きかもしれない。


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