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Galactic Womb vol.1 半魚人の父性と鹿の母性

はじめに

以前noteにて共有した、「褐色巨尻女王様との前世体験ヒプノセラピーセッション」ですが、「Galactic Womb」と名前を付け、シリーズ化していくことになりました。

サーダンの潜在意識にアクセスし、変性意識状態で見えるビジョンを、インスタライブにて皆様に共有します。

他の旅の内容はこちら

セッション1: 半魚人としての前世

セッションが始まり、自分の意識が遠のき、催眠状態に入り、目の前に見えたものを聞かれた。
まず一面がエメラルド色になった。そして、ひんやりとした感覚のもと、池のある鍾乳洞のような場所に来た。

池のある鍾乳洞のような場所

自分の手を見ると、海藻のように見えた。
その後、徐々に手の解像度が上がっていき、それが水かきのついた魚人の手に見えた。

魚人の手

その後、誘導に従って、自分の持ち物、顔、体格などを描き出していくと、どうも自分は爬虫類のような顔をした半魚人になっていることに気づいた。
この存在の名前は何か、と聞かれて、口をついて出た言葉は「ピジル」だった。

"ピジル"

ピジルの職業は、魚人の漁師のようだ。

人間の漁師のように、船に乗るわけではなく、己の身体とモリを使って、海の中を自由に泳ぎ回り、獲物を取る。
そういうシンプルな暮らしを、ずいぶん長く続けている様子だった。
あまり多くは語らない、頑固な職人肌の親父さん、という雰囲気だった。
自分が獲物を獲ることに関しても、いちいち意義や大義名分を語らず、「そうして家族を食わせるのが俺の役割だから」と、淡々としていた。
感謝されなくても、ただやる。
昭和以前の日本には、こういう男性は多かったんだろうな、と思った。

ここまでは、自分の身体とピジルが同一の状態で、彼の視点を眺めていた。
そこから、今の自分とピジルが向き合うように促されたので、そうした。

すると、ピジルは今までの頑固な表情と打って変わって、大きな口を開けて笑い出した。

俺の姿を見て笑うピジル

自分の生まれ変わりが、あまりに自分とはかけ離れた外連な存在になっていた、その意外性に虚をつかれた笑いのようだった。
ここで、怒るのでなく、笑うあたり、このピジルという自分の器の広さ、男としてのカッコよさを感じた。

そこから、ピジルに「なぜ、今自分の前に現れたのか、何を伝えようとしているのか」を聞くように促された。
彼は、こう言った。

お前は、派手に色々とやっていて、よく自分のやっていることが何に繋がっていくのか、迷ったり考えたりしているが、もっとシンプルに、ただ目の前のことに集中すればいいんじゃないか?お前の獲物はなんだ?

思えば、最近の自分は、SNSでの発信が重要とされている昨今、意義や大義名分にとらわれすぎて、実質的な「仕事」を行うことから離れていたかもしれない。
もっと、ピジルのように、誰に評価されるでもなく、見た目は地味だが、ただただ無心で自分の与えられた使命を全うする、そういうマインドも大事にしていった方がいいんだろうな、と感じた。
ただ、同時に、自分の今の役割は、「派手に暴れることで、自分の信じる価値を多くの人に届けること」だったり、「色々な村の文化をハイブリットさせていくこと」でもある。
それは、「目の前のことをただやる」という職人的マインドだけでは達成することはできない。

自分は、ピジルにこう伝えた。

確かに、最近は余計なことを考えすぎていたと思う。
あなたを見て、もっとシンプルにやろうと思えた、ありがとう。
あなたから見たら、自分はあちらこちらへ飛び回って、派手に花火を上げまくって、集中していないように見えるのかもしれない。
ただ、俺を見てあなたは今までにないくらい笑った。
その笑いのような感情を、できるだけ多くの人に届けることが、今の俺の「獲物」なんだ。
視野が狭くなって、苦しくなっている人に、色々な可能性を提示すること
これでいいのだ、と思ってもらうこと、それが今必要なことなんだ。

そう伝えると、ピジルの中から湧き起こる「ほう、やるじゃねえか」という、尊敬する友人を見るような感情を感じた。

ピジルからは、自分の実の親父に感じる、男としての芯の強さ、翻すと頑固さを感じた。
自分の中にもそれがあるが、自分はそれを受け継ぎつつ、また別の進化を遂げようとしている。
今のタイミングで、彼と対話したのは、そのビジョンがどこまでクリアになったか、試されていたのだな、と思った。
「親父」にしっかりと向き合い、乗り越えて、新しい時代の「父性」、「男性性」を作り上げていく。

セッション2: 自分を守護する存在としての「シカ」

ピジルと別れを告げたあと、自分を守護する存在と会うように誘導された。

意識をそちらへ持っていくと、景色は一変して、深い樹海のような森になった。

小さな崖を、下から見上げるような場所にたどり着いた。樹齢1000年以上はあろうかという、苔むした大木が、崖の側面から生えていた。

その上に目を凝らすと、ピンク色と白色が混ざった、細長く柔らかい光が見え始めた。

最初は、なぜかその光に、実の母親を感じたが、しばらくするとそれがメスのシカに見えてきた。

そのシカからメッセージをもらうように促されたので、聞いてみた。

「わたしは、色んなところであなたをいつも見てるから、安心して自分の道を進んで」

とのことだった。
昔までは、自分は世界でただ一人で、世の中の人は自分のことを気に求めておらず、世界は寂しい場所だと思っていたが、最近、人のちょっとした気遣いに隠れた愛、つまり「シカ」の存在に気づけるようになった。
至るところに、「シカ」はいるのだと思う。

直接的に自分を支えたり、元気付けてくれた家族、恋人、友人
「お水いかがですか」と少ししつこいくらい聞いてくれた、三田の喫茶店のおばさん
「ジントニックだよね?」と頼んでないのに聞いてくれた、3回目に行ったバーのバーテンダー
気づきにくいが、自分を心配させないためにいらないことを自分に言わないでおく努力をしてくれている人たち

鹿の守護神

「シカ」は一人の特定の人ではない。
あらゆる人、存在に、偏在していて、至る所に見つけることができる。

父的な存在のピジル、母的な存在のシカ

自分の潜在意識に眠っていた、自分を確かに構成して、育てたものたち、それに出会った。

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