海外ETF投資をはじめるための証券口座の情報をまとめてみた(初心者)
コロナショックで経済大打撃かと思いきや、すごいスピードで回復していっていて何がなんだかわからなくなってきました。
このタイミングで株式は買いかと思ったので、これを機に気になってた海外ETFによるインデックス投資を始めようと思い立ち情報収集。
その際に証券会社はどこにするかだが、人によって3タイプに別れそうなので、そこを今日はまとめます。
とりあえず、手数料最安値が長期的な投資では正義!なのでそこにウェイトを置いてます。
SBI証券と楽天証券の手数料にほぼ差は無いけど、微妙な使い方によって2社の差を使うことができそう。
Case1:海外ETFのみ買い付け
(SBI証券+住信SBIネット銀行)
おすすめはSBI証券+住信SBIネット銀行。
組み合わせる理由は手数料を最安値に抑えることが可能なため。
メリット・デメリットは以下の通り。
■メリット
1. SBI証券と住信SBIネット銀行は提携しているため、取引がスムーズで早い
2. 住信SBIネット銀行を利用で手数料を2銭/$1まで減らすことができる(後述)
3. SBI証券は業界最安値の手数料(約定代金の0.45%*税、最低$0・最大$20)
4.既にSBI証券口座開設済であれば、住信SBIネット銀行の口座開設が簡単
5. SBI証券の定期自動買い付けサービスがある
■デメリット
1. 手間がかかる
2. SBI証券と住信SBIネット銀行の口座管理を同時に行う必要がある
2社は提携を結んでいるため、即時入出金サービスや無料外貨入出金サービスなどを行っています。また、住信SBIネット銀行では口座開設後に外貨を買い付けると自動的に外貨預金口座が住信SBIネット銀行の口座内に現れる。そして、外貨つみたてを行うとスプレッドが4銭/$1から2銭/$1に引き下げられる。住信SBIネット銀行の口座にて、毎月いくら外貨つみたてを行うという設定をするだけで利用可能で、ペナルティーで追加の手数料などはなし!
3回連続して引き落としができないと、一時サービス中止になるようだが再開手続きをすると何事もなく再開される模様。(電話で確認済)
そして、既にSBI証券の口座を開設済みであれば最短即日で口座開設ができるとのこと。(電話で確認済み)
SBI証券口座から、住信SBIネット銀行への出金は1日〜数日かかるようだが可能。しかし、それ以上に円から外貨を即時で買付して保有可能な点と、SBI証券へ手数料無料で即時出金可能な点はそれ以上に魅力的。
デメリットはなんと言っても、円→外貨の買付と証券口座へ出金すること、2つの口座を管理することと。定額で自動積立があるとはいえ、油断してたら自動つみたても自動定期買付も行われない。日課としてやり過ごすしかない。
ポイントは3点
1. 住信SBIネット銀行の円口座残高
2. 住信SBIネット銀行からSBI証券への出金
3. SBI証券の外貨残高
これを毎月行ってたら大丈夫。30分とかからないはず。
Case2:つみたてNISAで日本の投資信託でインデックス投資(楽天証券)
次はつみたてNISAのみを考えてる人。こちらは楽天証券をおすすめします。
年間40万円のつみたては毎月33,333円。これに楽天カード決済とポイント投資の設定をします。
メリット・デメリットは以下の通り。
■メリット
1. 楽天カード決済で投資信託を購入することで1%ポイントが付与される
(毎月50,000円まで)
2. 上記で得たポイント投資が可能
(付加価値としてSPU+1倍を満たす、条件要確認)
3. 楽天証券もSBI証券と並んで手数料が業界最安値
4. 楽天で頻繁に買い物する人にとってはポイントアップ(SPU+1倍)
■デメリット
1. 楽天証券、楽天カード、楽天ポイントクラブの申し込みが必要
2. 設定が手間
3.ポイント還元は国内投資信託のみ
ここでのポイントはなんと言っても、ポイントバックがあって、そのポイントを再投資できるということ。
ちょっとした複利効果です。
楽天証券、楽天カード、楽天ポイントの紐付けがめんどくさいんですけど、同一グループなので管理は比較的しやすいと思います。
毎月の買付設定なども日本国内の投資信託であれば可能なので、eMaxis Slimなどの商品で海外ETF投資と似たような銘柄に投資することで似た投資運用が可能です。
Case3:つみたてNISAと個別海外EFTを買付
(SBI証券+住信SBIネット銀行、楽天証券を併用)
これは上記2ケースを併用する場合で、つみたてNISAを毎年40万円に加えて個別で別の海外ETFに投資する方です。
個人的には資産運用に興味ある人は手数料も極力投資に回し、長期的な手数料の損失まで計算されている人が多いので、早い段階から手数料を削減する手段を選ぶのが得策かと思います。
メリットもデメリットも1点。
■メリット
・手数料が抑えられる(海外ETFの外貨決済)
■デメリット
・管理がめんどくさい
いや、投資ってめんどくさいんですよ、まじで。。。
でもお金欲しい。
余談
円決済で¥30,000ほど決済してしまって気づいたんですけど、為替は1.05%取られてますので、なんにせよ外貨決済の手段とるのが一番いいです。
楽天証券もSBI証券も外貨に換えてから投資。これでも25銭/$1と円貨決済に比べたら雲泥の差です。
投資銘柄はみなさんが解説してるので言及しませんが、参考までに下記をチェックしてます。あとは個別の判断で。
●日本国内投資信託
eMAXIX Slim米国株式(S&P500)、eMAXIX バランス(8資産均等型)、
楽天全米株式インデックスファンド
●米国ETF
HDV, VOO, VT, VTI, VYM, VIG, SPYD, AGG
V, T ,MSFT, CLX, PG, KO, APPL, GOOGL, IBM, WMT
投資仲間がいないから情報共有できる人が欲しい…メンターなら尚嬉しい。では。
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