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公式BCゲスト解説員決定!決勝レース展望

noteのラジオ配信をはじめてから2ヶ月たらず。しゃべり好きが高じて、第32回公式BCのゲスト解説員をつとめることになりました。楽しみですが、初体験にドキドキ(緊張)しています…。

スタリオンTVからダビマス放送局にリニューアルされてから初回の放送。いったいどんな番組になるのか…。いまのところはっきりとわかっているのはゲスト解説員にガチとガヤがいること(しろまた牧場 談)。

ダビマス運営からは「ユーザー目線」での解説を!とだけ依頼されています。スマイル牧場の目線といえば「才能選択の妙」を楽しむことです。阪神芝2000mを舞台に、決勝進出した各馬の狙いがどのように結実するか。

そこで今回、公式優勝をめざすための才能選択のポイントをスマイル牧場の視点で紹介します。これがこのまま決勝レースのわたしの楽しみ方になると思います。

決勝レースをうらなう4つの視点

順にみていきましょう。

(1)スピード最優先のコース条件
(2)強才能7つ!差しが有利
(3)オルフェ非凡が発動する舞台
(4)直線バフ「4つ VS 5つ」

(1)スピード最優先のコース条件

阪神競馬場の芝・中距離はスタミナよりもスピードが優先。スタミナは120程度あれば4コーナーの追い出しは遅れないため直線バフ(スピードアップ)重視の才能選択が定石です。

実際、第29回公式BC・宝塚記念(阪神芝2200m)の調教戦で優勝したリリィ号はスピ130スタ120に直線バフ5つを搭載していました。しかしながら、後述しますが今回は定石通りにはいかないところがポイントです。

(2)強才能7つ!差しが有利

脚質ごとに直線バフの量を比較すると、強才能が7つある差しが有利。人気縛りのある協心戮力・咲雷。そして裂脚斬陣・清声朗々・鷲羽・神楽。さらには新才能の杯賢杓聖。これらの組み合わせ次第で、最大約12.5馬身のバフが確保できます。

先行は流星群・Kaiser・春琴走。人気縛りの華麗。そして守護神・神楽も作戦ひとつで使えます。先行は最大約9.5馬身。一方、逃げは最大約7馬身。逃げ・先行が決勝に数頭残るとしても、勝つことはない見立てです。

追込は裂脚斬陣・神楽で約5馬身オルフェ非凡なら展開がハマるとギリギリで差し馬をとらえることができます。残り500mで6番手以下(非凡の発動条件)をクリアするという鬼門を突破さえすればチャンスがあります。

以上の観点から総力戦の決勝は、逃げ0 先行2 差し10 追込4という16頭立ての想定です。

個人的には、大阪杯の元レコードホルダー・スガワラノエリーゼのような強くてユニークな逃げ馬が決勝に残るかどうかに注目しています。

(3)オルフェ非凡が発動する舞台

オルフェ非凡が発動する舞台では、レースレベルが全体的に高まるのは周知のことです。オルフェ非凡250古馬の場合は大阪杯専用機にするしか道がないため、公式BC開催が決定する前からもともとオルフェ250非凡がゴロゴロいる状況でした。

そのため、レースレベルはこの上なく高くなる見込み。オルフェ非凡を想定しながらハイレベルの決勝をどう戦うかが要所です。

(4)直線バフ「4つ VS 5つ」

優勝するのは強才能をそろえた差し馬か。はたまたオルフェ非凡か。わたしの見立ては差し有利です。ここで、ひとつの模擬レース(牡馬戦)を紹介します。

総力牡馬戦の公式BC決勝クラスのメンバーが勢揃いする1戦(全頭イレコミなし)でした。そしてこのレースの出馬表の印のつき方が決勝をうらなっています。

同レースに出走していた馬でわたしが注目した2頭をピックアップして紹介します。

注目馬:メイメイヒーリング(スピ129スタ125気性94) 直線バフ×4つ

直線バフ×4+ヒト夏思ヒです。気性の良さを活かした素晴らしい才能構成。オルフェ非凡勢が複数いる模擬レースで3番人気を確保。人気縛りのある協心戮力をふくめ、全4つの直線バフ才能を発動させて勝利しました。

続きまして、もう一頭の差しの注目馬を紹介します。

注目馬:ホランドコード(スピ129スタ125気性88) 直線バフ×5つ

直線バフ5つ。これもまた見事な作戦で、決勝進出が堅い馬です。決勝戦もメンバー次第では優勝のチャンスがあります。ですが模擬レースでは、主戦の川田が騎乗しなかったこと、メイメイヒーリングに気性値が及ばなかったことで印が薄くなってしまい大敗しました。

ここで注目したいのは、直線バフ「4つ VS 5つ」どちらが強いのか?

わたしはこの模擬レースを録画し、4コーナーの追い出しの差異を確認しました。結果、注目馬2頭の追い出しの差は数馬身…。直線バフに寄せすぎることのデメリットが表出しました。

今回に限っては、直線バフ重視の才能選択が最優先という阪神芝・中距離の定石が通用しないレースレベルを想定する必要があります。

スマイル牧場の結論

直線バフ4つの差し馬が有利、これがわたしの結論です。牡馬戦であれば前述のメイメイヒーリング。牝馬戦であればモーニングローリー(トニービン特化非凡持ち)が優勝候補の筆頭に挙げられます。

優勝候補筆頭のモーニングローリーの他、ニルヴァーシュ(スピ129スタ125気性100のグラス非凡)など期待馬を複数用意したちゃんた牧場。彼は王座、周年公式など格式高い大会で幾度もの優勝を手にしていますが、ナンバリング公式にはなぜか縁がありません。

それだけに期待馬を揃えた今回、解説員の立場でありながらも内心ではガチで優勝を狙っているのでは…。その複雑な胸中で、どのような解説パフォーマンスを決勝生中継でみせてくれるのでしょうか…。放送中にそのあたりをつっついていこうと思います!

この記事を書いている今は、公式大会の2回戦終了時点です。この記事を読んでくださった方が、決勝当日の番組を楽しんでもらえる一助になればうれしいです。

ダビマスをガチ視点でかたっていきます