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描きたいのに描けない|毎日デッサンDAY1

私は毎日デッサンをするデザイナーです。

未経験から始めたデザインを仕事にして5年。

普遍的なデザインの基礎力の磨きたいと言う私に「デッサンがいいよ」と教えてくれた先輩デザイナーの言葉をまに受けて、1回30分、1日1回以上は描いていきます。

詳しい経緯はこちら。

目の前のりんごを、どう描いたらいいのかわからない

デッサンなんて中学生くらいぶりだ。

まず、何から描き始めていいかわからない。描こうとしても描けない。りんごにならない。時間が過ぎていく。とりあえず輪郭をとってみる。影をつけてみる。まだりんごにはならない。何を描けばいいんだっけ?

焦り始めると、目の前のりんごではなく、いわゆる"りんご"を描いてなんとか形にしようとする自分がいる。そんなんじゃだめだ。

私の描きたいりんごはこんなにつまらなくない。つるっとしてなくて、もっと乾燥している感じだし、てっぺんには傷があって、色むらもあれば、色の薄いところにはりんご特有の点々が目立つ。

陰影をつけようとすれば色の濃淡のバランスが崩れてしまう。傷を描けば嘘っぽくなる。

ここでタイムアップ。

目の前のものを、見たままに描くってこんなに難しいのか。というかりんごってこんなに複雑だったのか。

まさか自分が、描き方がわからない、と思うと思わなかった。

「とにかく毎日続けるといいよ」と言われたので続けてみる。

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