電車で「グリー」を見るな
グリーというドラマを知っていますか?
ある高校の合唱部、通称グリークラブの青春を描くミュージカル学園ドラマなんですが、人生で見た海外ドラマの中でTOP3に入るぐらい好きなんです。
そしてグリーが好きすぎて感動するシーンの動画を見るとどこであろうと涙が出てきちゃうんですね。
知らない人の葬儀でもグリーを見ながら参列したら「親族?」と勘違いされるほど泣きます。
なのでグリーを見るときは細心の注意を払います。
…にも関わらず、先日つい電車の中で動画を見てしまったんですね。東京という孤独の砂漠がそうさせたんだと思います。
それがこの動画。
ドラマを知らない人に少し説明したいのですが、
ブロードウェイの舞台に立ちたい女の子レイチェルは、名門校の入学試験を受けるんですが、歌のテストでプレッシャーからか歌えずに失格してしまうんです。
その試験に全てをかけてきたので、夜眠れなくなるぐらい落ち込むレイチェル。そんな悲しい気持ちを歌っているところに、友人のカートとブレインが参加し、一緒に歌って励ます、
ってシーンです。
まずカートの顔を見てください。ええ、そうです。最初に参加した男の子がカートです。
この顔。優しさの具現化。湿っぽくなるのではなく、ただ彼女に優しさを投げかける顔。そしてその顔から出る優しすぎる声。
そしてブレイン。後から入ってきた好青年ですね。
彼女を歌で支えます。レイチェルの歌を尊重して高めてくれるハーモニー。椅子の座り方が逆。かわいい!
…そんなことを思っていたら涙が。
まずい、電車でこの涙を見られたら、ヤバいやつだと思われる。鼻水も出ている…!
チラッ
ああ、おばさんがこちらを見ている…
違うんです!風邪でもコロナでもないんです!グリー見ちゃってるだけなんです!カートの顔が優しくてブレインが歌ってて…!あああ
止めようと思えば思うほど止まらない涙。
これはまずい。別の動画を見ないと。急いで関連動画をスクロール。
ええい、いいや!この動画にしよう!
やべえ、目玉が取れるほど泣いた