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雑記1187「『再会』」
地上波でもう『ゴジラ -1.0』をやってたんで観といた。
ええがな。
最初は、役者はなんもないところ見て迫真の演技するの大変だろうなぁ、なんて思ってたぐらいだったんだけど(低予算だから余計に目立つ?)、最後普通に泣いた。
ストーリー的に、あの人は最後はダメなんだろうなぁと思ってたら、なんとダメじゃなくて、さらにさらに、普通にダメだと思ってたあの人が、最後の最後にダメじゃなくって、おじちゃんは涙したよ。
で、あー、ハッピーだったねー、なんて思ってたら、あの人のあの部分がクローズアップされて、そしたらなんか書いてあるじゃん。ガクブルしてたら、あの人(?)がボコボコいってたんでまたガクブルだよね。
ネタバレしないように書いたら意味わからんくなった。
………。
あれ、もうちょっと引っ張れると思ったら何も出て来ないぞ。どうしよう。
話題変えるか。
あー、それと昨日NHKでやってた生物学者の福岡伸一の講義観た。これもめっさ良かった。
オレは好きな科学者と嫌いな科学者がいるんだけど、圧倒的に好きなほうだった。良かった。
オレの世界観というか神観がまたペタペタと補強された。科学に触れるほど、オレ的4大エレメントのひとつである「歌詞」に影響を与えるんで、ホクホクじゃ。人の歌詞に受ける影響のざっと30倍ほどはある。しらんけど。
中でも「動的平衡」(互いに逆向きの過程が同じ速度で進行することにより、系全体としては時間変化せず平衡に達している状態)の話が面白かった。
簡単に言うと、オレがよく言うイワシの群れの話だ。オレはある時フッと「イワシの群れという生命をやってるヤツがいるぞ?」と気づいて、その時に、逆もまたしかりで「自分もそうなんじゃね?」と気づき、またその逆に気づいて、
「人間は たまたま物理的に個体同士が離れているだけの
一本の大樹の 葉っぱの一枚ずつだ」
という名言をオレは残しておられるのである。
そう、だからねー、まーぁよう言うてくれたー、思ったよね。
もっと簡単に言やぁ「ガイア理論」ってだけの話なんだけど、これを感覚でつかめるかどうかはデカいと思うんだぜー。つかんでるのかどうかはしらんけどなー。
福岡さんはある時、100年前の科学者であるルドルフ・ シェーンハイマーの言葉「生命は機械ではない、生命は流れだ」を知って、多大な影響を受ける。
たとえば、エネルギーを得るために自動車はガソリンを取り込み、それを消費して動力にする。昔は人間もそんなようなものだと思われていたけど、シェーンハイマーが「それおかしくね?」ってなったんだけど、大した功績も残せなかった。
だけど、その仕事にいま一度光を当てるべきだろうと福岡さんは言う。
「生命は流れ」、言われてみれば当然だ。ガソリンを車体に取り込んで成長していく車はない。
実際マウスで観測したところ、食べ物がひとつの細胞として体内に残り続け、それまで体だった部分の細胞が排泄されているという。
つまり「うんち」(彼が何度もそう言うんだもん)は、食べ物の残りかすというだけでなく、不要な古い細胞と入れ替えられた、「元カラダ」とも言える。残滓と老廃物の比率はわからんけど、最も代謝の早い腸の細胞は3日ほどですべて入れ替わるというから、捨てられる元カラダの量は相当なものだと思う。
でまた、自作の詩をぶっこむんだけど、
「精神論でもオカルトでもなく
物理的に生まれ変わりは存在する
わたしを作っている水素原子の1つと
あなたを作っていた炭素原子の1つなどが
いつかまた出会って
1つの生命体を作るなんてことが
実際に起こり得るのだから」
というのをだいぶ前に書いてたんで、これまたシェーンハイマーさんに掩護してもらった気がして「わちょーい」なった。
ちなみに、詩の中の「あなた」はオトンのことです。
あ、この時のヤツはタイトルがないんだなぁ。どうしようかなぁ。
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