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お風呂は楽しく

こんばんはオー凸です。

実はこの記事、新高円寺のマクドナルド
で書きはじめましたが、その後にお風呂
屋さんへ行って気持ち良くなって、
そのまま下書き保存してしまい、
投稿するまで数日を要しています。

さて、新高円寺の駅から歩くとしたら、
思い浮かぶお風呂屋さんは2軒。

青梅街道を南に逸れたり、
五日市街道を東に逸れて、
少し歩くと杉並湯さんがあります。
深風呂にプカプカしながら入るのが楽しい
風呂屋さんで、井戸水を焚いた
お湯は本当によく暖まります。
https://suginami1010.com/suginamiyu/

ここは小沢川という川の源流だった辺りで、
その川は意外に深い谷を作りながら神田川に
合流していた様なのですが、
その名残の暗渠が良い雰囲気です。
https://twitter.com/inuyamayuge/status/1317170271619481600?s=20

もう一軒は、青梅街道から北に入って、
馬橋稲荷の方へ歩くと見えてくる弁天湯さん。
広いロビーを抜け、古いながら綺麗に使われて
いる浴室に入ると、井戸水のいい匂いがします。
座風呂から見上げる凸型天井の眺めが好きです。
https://suginami1010.com/benten-yu/

ここも新堀用水という用水路跡の暗渠があって、
そこを辿ると桃園川にぶつかります。
https://twitter.com/inuyamayuge/status/1316417113179922432?s=20
https://twitter.com/inuyamayuge/status/1316419728869486593?s=20

暗渠と銭湯も関わりが深いので、
ちょこちょこ話が出てくるかも知れません。

さてその日、マクドナルドを出た私は、
弁天湯さんに向かうことにしました。

細道を歩いていると、もっと細い横道から来た男女が、
私の前を歩き出しました。

女の子は銀色の髪で寒そうなミニスカート。
男性はこちらと同年代と思しき年齢に見える、
まぁ、ぶっちゃけて言えばおじさん。

女の子がお風呂に入りたいと言い出して、男性は
引っ張られるというか断りきれないというか、
そんな感じで、私の直前に弁天湯さんへ入りました。

下駄箱で先になった私が湯代を払っていると、
女の子は風呂道具を持参、慣れた感じで女湯へ。
男性は2人分を払ってから女湯の方に「40分だよ!」
と声をかけました。

私は久々の弁天湯さんを満喫しました。
座風呂にじっくり浸かってから髭を剃り、
また湯船へ戻って長湯です。
凸型の天井を見えげると湯気が明るく
光っていて、それはそれは綺麗です。

先ほどの男性はというと、彼女から借りたのか
とても小さなタオルを1つ持つだけ。
シャンプーも石鹸もなしで、ただ湯船にちょっと
入ってすぐ出たり、電気風呂と知らずに入って
驚いたりしています。

杉並銭湯は必ずシャンプーやらボディソープが
置いてありますがそれも使おうとしません。
彼は風呂があまり好きではない様子で、
30分ほどで浴室から出て行きました。

こちらは存分に湯に入り、それでも帰りのバス時間を
考えて、1時間ほどで上がりました。

ホカホカになったなぁと思いながら服を着て、
さて何か飲もうかなと考えながらロビーに行くと、
先ほどの男性がソファでイビキをかいていました。

涼みながら瓶入りイチゴ牛乳を飲み、
カウンターのお母さんと一緒に仮装大賞を観たのが、
多分15分くらいの時間。

彼は風呂を出てから45分。
それでも女の子は一向に姿を見せず、
脱衣所からはドライヤーの音すら聞こえません。

お店を出際に振り返ると、彼は寒いのか、
身をよじるようにして、それでもイビキをかいていました。

銭湯を唄った歌として有名なのは、
やはり「神田川」でしょうか。

時は流れ、カタカタ鳴る石鹸も持たない男性が、
体を冷やしている弁天湯さんの近くには、
暗渠だけが残っています。

お風呂屋さんは暖まって気持ち良く帰るのが一番。
彼が余計に風呂嫌いにならないと良いなぁと思いながら、
青梅街道に向かう坂道を歩きました。

どうも話がまとまりません。

写真は、江戸川の鶴の湯さん。
だったはず。。






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