【万葉軒】万葉弁当幕の内
2024/07/28
ペリエ千葉内万葉軒
駅弁【幕の内弁当】
1054円(税込)
肉団子、落花生の甘煮、鶏の唐揚げ、昆布巻、海老フライ、アサリの串煮、根菜類の煮物、かまぼこ、マグロの煮物、リンゴのシロップ漬け、しば漬け、カリカリ梅
まず結論から言うと、幕の内弁当三種の神器であるうちのひとつ「卵焼き」がなかったので厳密には幕の内弁当とは言い難く、幕の内弁当風となる。
ただ惣菜類がかなり変化球を投げてきており、これはこれでアリな弁当だと思った。
特徴的だったのは串仕立てのアサリの佃煮と、落花生の甘辛煮。この2つは千葉の特産で特に落花生の甘辛煮は甘いと言いながらも、惣菜としてしっかり主張してきている。
あとは根菜類の煮物だが、こちらも出汁がしっかり出ており風味も単なる醤油だけではない何か「ひと味」を感じた。
肉団子も重いかな…と思ったが味付けはそれなりに軽く全然他の味へ邪魔しない。
これだけ特徴的な惣菜なのに敢えて幕の内弁当としているのは、固定観念上にあるの幕の内弁当に対する「挑戦」をしているように感じる。
幕の内弁当風、だけど幕の内弁当以上に仕上がっている不思議な弁当を食べた。