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【大友楼】金沢の四季
2024/09/16
大友楼
駅弁【特殊弁当】
1,250円(税込み)
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卵焼き、海老天、肉の治部煮、生菓子、丸い天ぷら、たけのこ・ 高野豆腐 ・人参の煮物、きんぴら、炊き込みご飯(カニのほぐし身・さやえんどう・錦糸卵)
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「特殊弁当」にカテゴライズしたが、卵焼き・焼き魚・煮物が入っていることから、幕の内弁当の要件はしっかり満たしている。
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卵焼きは中に野菜を入れたものを巻いており、エビ天はフリッターに近いものに仕上げていて「ひと手間」を惜しみなくかけているのが判る。
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治部煮は温かい時のような状況ではなかったが、冷めた時の雰囲気は治部煮そのものであった。
煮物は可もなく不可もなく、と言ったところか。
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ご飯か基本的に「醤油炊き込みご飯」で、上に錦糸卵とカニのほぐし身を丁寧に散らしている。
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基本的に塩辛く感じたが、油が少ないために胸につかえるような事はなく、同時に頂いた日本酒とよく合った。
調製している「大友楼」は金沢でも老舗の割烹料理店で、自社の料亭で金沢の郷土料理を提供している一方で、「仕出し」の範疇で駅弁を供給しているという一風変わった事業者である。
この醤油辛さは「金沢の味」を自負する割烹料理屋が、駅弁という小さな空間に持てる技術を凝縮した「一品」に昇華させたもの、なのかもしれない。