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【フランテ】小町膳(照焼チキン)
2024/10/01
ヤマナカ(フランテ)多治見店
スパ弁【幕の内弁当】
537円(税込)
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小豆炊き込み御飯、焼き鮭、照焼チキン、白身魚と豆腐の天ぷらあんかけ、きんぴらゴボウ、煮豆、厚焼き玉子、小松菜・人参・薄揚げの煮物
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「女性従業員が考えた」と銘打ってあるので、少ない量の味の薄いだけの弁当かな…と思ったが、食べてみるとしっかりとした味付けがしてあって、意外と食べ応えがあった。
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もっとも僕が男性ということもあるのかもしれないが、御飯の量がやや足りなかった(笑)
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ここだけでしっかりと幕の内弁当の三種の神器は揃っており、「隠れ幕の内弁当」だった。
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目を引いたのは、やはり照焼チキンと白身魚の天ぷら。
これも濃すぎず、かと言ってぼやけた薄さかと言えばそうではなく、しっかりと出汁を効かせたエノキダケ入りの餡が主張しており、これが食べ応えを感じさせている。
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焼き鮭は塩辛すぎず、煮物やきんぴらも程よい塩気で、やはりこのあたりは女性目線での健康志向に振った味付けになっているような気がする。
ヤマナカとは東海エリアでの地場スーパー的な位置づけで、かつてはユニーやアピタと競争をしていた感があったが、その2ブランドがDS系のドン・キホーテの下に入った時点で、地場スーパーの地位を高めているように感じる。
そんな地場スーパーの弁当では、久しぶりにディテールに拘った弁当を食べた気がする。